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文系学部からITベンチャー企業へ進んだ男が考えていること、感じたこと、未来のことなどを書きます。

「ただのチャット」はもう終わりかも?自律型AI『Manus』

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こんにちは、穂苅(@tomoyanhokarin)です。

最近、私の周りのエンジニアやマーケターの間で「これはレベルが違うかも......」と、言われているサービスが、Manus(マヌス)です。

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これまでのChatGPTやClaudeといったAIは、私たちが指示を出し、AIが回答を返すという「対話」が基本でした。

でも、このManusは違います。

一言で言えば、「勝手に仕事を進めて、結果だけを届けてくれるデジタル同僚」のような存在。

もしManus使ったことなければ、このブログをお読みいただいた後に無料で使ってみてください。Googleログインなどですぐに無料で利用開始できます。

Manusとは?「GAIA」で世界1位を記録した圧倒的な「完遂力」

Manusを語る上で外せないのが、「自律型AIエージェント」というキーワードです。

最大の特徴は、ブラウザ操作、データ分析、プログラミング、資料作成といった一連のタスクを、AIが自分で考えながら実行してくれる点にあります。

例えば、「最新のAIトレンドを調査して、競合他社の動向をまとめたスプレッドシートを作っておいて」と頼むとします。 これまでのAIなら「調べ方はこうです」と教えてくれるか、断片的な情報を出すまでが限界でした。
しかしManusは、自らネットで検索し、複数のサイトを読み込み、必要ならコードを書いてデータを整理し、最終的なファイルまで完成させてしまうんです。

実際、AIの推論能力を測るベンチマーク「GAIA(A Benchmark for General AI Assistants)」において、並み居る競合を抑えて世界1位のスコアを記録したこともあるほど。その「最後までやり遂げる力」は、今のAI界隈でも頭一つ抜けています。

Manusは、具体的にどんな人にフィットする?

私がManusを触ってみて、特に「これは助かる!」と感じるのはこんなシーンです。

  • リサーチ業務に追われるマーケターや企画職:「特定の業界の市場規模を調べてレポートにして」といった、数時間かかるリサーチ作業を丸投げできます。

  • 「自分でコードは書けないけど、ツールを作りたい」ビジネスパーソン:「このデータをグラフ化して、Webで見れるようにして」と指示するだけで、Manusが内部でプログラミングして成果物を出してくれます。

  • プロンプトを細かく書くのに疲れた人:ステップバイステップで指示しなくても、Manusが勝手に試行錯誤してゴールに辿り着いてくれるので、コミュニケーションコストが劇的に下がります。

まさに、自分の右腕として「実務」をこなしてくれるパートナーを求めている人には、これ以上ないツールと言えそうです。

【最新ニュース】Manusは「中国発」。そこから、Metaの買収で「中国発」の懸念に変化?

さて、ここが一番気になるポイントかもしれません。Manusはもともと中国のスタートアップが開発しており、セキュリティやデータ取り扱いの面で慎重な意見もありました。

しかし、2026年1月、大きなニュースが飛び込んできました。FacebookでおなじみのMeta(メタ)がManusを買収したのです。

この買収には、2つの大きな意味があると考えています。

  1. 資本と拠点の変化: 本社をシンガポールに移転し、米国資本(Meta)の傘下に入ったことで、いわゆる「中国色」はかなり薄まりました。

  2. 信頼性の担保: Metaという巨大プラットフォームのガバナンス下に入ることで、企業が導入する際のセキュリティハードルはぐっと下がることになるでしょう。

これまで「性能はすごいけど、出処が心配で......」と二の足を踏んでいたビジネス層にとっても、今回の「アメリカ資本への移行」は利用を後押しする大きなきっかけになりそうです。

興味深いのが、ロイターの記事で、ManusがMetaに買収されたことで中国政府が困惑しているというのです。こちらもリンク貼っておきます。

https://jp.reuters.com/opinion/breakingviews/KCLVSVPAUFOMLI6D5445V7IG44-2026-01-24/

まとめ:AIは「ツール」から「エージェント」へ

Manusの登場、そしてMetaによる買収劇を見ていると、AIとの付き合い方が新しいフェーズに入ったことを強く実感します。

今までは「AIを使って自分がやる」のが主流でしたが、これからは「AIに任せて、自分はチェック(監督)する」というスタイルが当たり前になっていくはずです。

「Manus」、皆さんはどう感じますか? まだ招待制やウェイティングリストの部分もありますが、公式ドキュメント(manus.im)を覗いてみるだけでも、その圧倒的な「未来感」にワクワクするはずです。
Manusのブログも是非。

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進化の速いWebビジネスの世界。こうした新しい波には、まずは軽やかに乗ってみる。資本が変わって安心感が増した今こそ、触りどきかもしれませんね。

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