WebRTCが標準仕様に について
こんにちは。穂苅智哉(@tomoyanhokarin)です。
今回は、
W3CとIETFは、WebRTCが正式な標準仕様に到達したことを発表
について取り上げてみます。
WebRTC(Web Real-Time Communications)とは、インターネット上でリアルタイムに音声と動画をやり取りする事ができる技術のことを言い、
これによって、
Webブラウザからマイクやカメラにアクセスを行い、相手方のブラウザとで
P2P(ピア・ツー・ピア)通信を行うことで、簡単にビデオチャットができるようになるため、
リアルタイムなコミュニケーションを取ることができるようになります。
(P2P通信・・・端末同士が直接通信できること)
といっても、既にブラウザから音声通話やビデオ通話していますよね。Google ChromeやMicrosoft Edge、Firefox、Safariでは既に実装されているもので、
今回はそれが標準化されたという話題です。
ちなみに、
W3C(The World Wide Web Consortium)は、Web技術の標準化を行う団体で、「ウェブの父」と言われるティム・バーナーズ・リーが立ち上げました。
技術の標準化をすることで、技術同士の互換性を保証して、ユーザーも使いやすくなるし、開発の負担も減るということです。
The @W3C and the @ietf are pleased to announce that Web Real-Time Communications (WebRTC) is now an official standard, bringing audio and video communications anywhere on the Web.https://t.co/GCHkDK7BHH pic.twitter.com/gBwdap47sO
-- W3C (@w3c) January 26, 2021
IETF(The Internet Engineering Task Force)は、インターネット技術の標準化を推進する団体です。
IETFの技術仕様は、RFC(Request For Comments)という名前で文書化されているため、こちらの名前の方が有名です。
The @ietf and @w3c are pleased to announce that Web Real-Time Communications (WebRTC) is now an official standard, bringing audio and video communications anywhere on the Web. https://t.co/Q23b9uLaSv pic.twitter.com/Km9YD4bG7t
-- @IETF (@ietf) January 26, 2021
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