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橋本正徳の非営利な活動を報告します

明星和楽は活動に変わっていく!?

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明星和楽2011は無事に終了
いやぁ、楽しかった。
福岡にて明星和楽というイベントを企画中」という記事を今年の夏に書いた。そのイベントが無事、1250名の参加者とともに終わることができた。協賛していただいた企業、色々と手伝ってくれた仲間、スーパーバイザーとして色々と意見をいただいた孫泰蔵さん、参加してくれた仲間、みなさまに心より感謝している。感謝の伝え方がわからないので、イベント終了後にイベントの名前を「明星和楽」から「明星和楽2011」にして、来年も継続するであろう名前に変えてみた。「来年もやる」というのは、僕、及び関わった仲間からの感謝の現れと思っていただければ幸いだ。

イベントの内容については、同じオルタナブロガーでもある本荘さんの記事が詳しい。

また、 Mosoによる動画ブログ『明星和楽 x Moso x Nulab x At+Link』にて、イベントの空気感が伝わる動画がいくつも公開されているので見ていただきたい。特に、福岡市長の高島氏のプレゼンは圧巻だ。

なにが伝えたいイベントだったのか?
これについては、多くの議論を生んだと思う。というか、企画時、スポンサーへの協力要請時などで色々と問題となった。僕自身『わからない』という言葉に拒絶反応を起こすくらいになったほどだ。運営陣がとくに具体的な答えを提示もしていなかったのもあるし、答えを持っているわけでもなかった。僕の個人的なキモチは先の「福岡にて明星和楽というイベントを企画中」って記事の中で伝わりにくいだろうが書いているが、全体としてなにかを提示して「このような趣旨のイベントです」と出してしまったら、可能性としてはその提示したレベルをなかなか超えないだろうという仮説もあった。とにかく『場』を作るのに終始していたと思う。
イベント終了後、参加者が個人の言葉でイベントの趣旨などをブログ等で書いているのをみたり、他の地域の方が自分の地域でも同じようなことをやりたいと言っているのを見ると「ほっ」とする。一緒に体験した人であれば「明星和楽的なもの」というメタファーも出来たと思うし、何かを伝えるのではなく、何かを生み出したことに成功したのではないか?と思える。

Hashimotoandtaizo

福岡独特のコミュニティー文化
明星和楽の運営は、福岡のコミュニティーのメンバーと、東京のStartupDatingの平野さんらを中心としたコミュニティーや、スポンサー企業からの人的協力に支えられていた。特に福岡のコミュニティーのメンバーは開催地に住んでいるということもあってか、ものすごい熱量だった。それだけでなく、ほとんどが普段から顔を合わせている人で構成されていた。市長も言っていたが、いろんな人が交わりやすいコンパクトな都市「福岡市」だからこそのことだろうと思う。もちろん、新しく見る顔の人もいたが、そういった交わりに慣れていたと思われる。また、今回、福岡のクラブで活動されている方々や、ライブペイントをやっている方々にも参加いただいた。このごった煮感も、コンパクトな都市「福岡」だったのでやりやすかったのだろうと思う。

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テクノロジー系スタートアップはクリエイティブな活動
最初の企画としては、運営陣がテクノロジー系が多かったので、「テクノロジー系スタートアップ」に的を絞っていた気がする。が、ある種の『つまらなさ』があると気付き「クリエイティブ」に企画の軸をずらした。『つまらなさ』の正体は「よくあるイベントである」ということと、また、より多くの人に関心を持ってもらう為には、「テクノロジー系スタートアップ」ってのは、あまりにも狭すぎるという感覚もあった。また、「テクノロジー系スタートアップ」を「クリエイティブな活動」として見ることも提案したかった内容だ。ITとファウンドの話ばかりに終始しがちな「テクノロジー系スタートアップ」を「クリエイティブ」として見る。この感覚が、一部には必要だと、個人的にも思っている。そしてそのような「クリエイティブ」を「エンターテイメント」の味付けで、イベント自体が楽しいものになるように心がけられた。うん、・・・自分の書いていることがよくわかんなくなってきた。

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明星和楽は活動に変わっていく!?
明星和楽は確かに「イベント」だったけど、このイベントの背景には「流れ」がある。僕が知っている範囲だけど、ここ7年、8年続いているITに関わる人の継続的なコミュニティー活動などがそれだ。突然の明星和楽ではないことは、その中にいる人だったら、誰でも感じていると思う。Twitterにて「明星和楽を動きに変えよう」と白いジャケットを着ていた方が言っていたが、まさにそう感じる。今までの流れの中に、明星和楽が合流していくといいと思う。数年前、福岡にて、エンタープライズ系のテクノロジー企業にWebデザイナーの方々が合流したように、クリエイティブを巻き込んで、さらに大きなグルーヴになっていけばいいと思う。『明星和楽を動きに変える』これは、次回の明星和楽までの課題だと思う。あと、残った赤字や、各種事務処理も近々の課題としてあるが。

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なにが書きたいかわからなくなったが、もし、この記事の評判が良ければ、他にも個別に書きたいことがあるので、続けて明星和楽2011について書こうと思うが、今日は歯が痛いので、ここまでとする。

ちゃお。

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