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橋本正徳の非営利な活動を報告します

クラブイベントをやって得ること

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TwitterやFacebookで、オンラインの交流が増えると同時に、オフラインの交流が爆発的に増えたように感じる。せっかく出会ったのだからリアルに会いたくなるキモチが芽生えるのだろうか?はたまた、オンラインでは出来ないこと、伝わないことが多くて実際に会わないと・・・となるのだろうか?いずれにしても、オフラインの交流が増える。

ここのところ、僕の周りでは、クラブイベントを行うことが増えてきている。これも「オンラインでの出会い」から生じた「オフラインの出会い」だと思う。

僕は、この「IT業界」というものに入る前は、クラブイベントをやったり、遊んだりしていたので、10年以上ぶりのクラブ活動ということで、懐かしい感じもするが、なにか新しい感じもする。最初に「新しい」と思うのは、DJやVJの道具周り。とくにDJは昔のように、ビニール盤をまわす人はだいぶん減り、CD、もしくは、ラップトップパソコンなどで、DJをする人が増えた感じだ。BPMをあわせる部分をオートメーション化して、より、マニアックなミックスにしたり、パフォーマンスを増やしたりと、それぞれ音楽を楽しんでいる。DJになる為の、とっかかり部分であるBPMをあわせるところがオートになることにより、誰でもDJになれる。これぞ、ITというやつがもたらす革命だと思う。ちなみに、僕はDJよりも、ライブの方が向いてるっぽい。

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さてさて、僕らがメインでやっているクラブイベント「Energy Informatic」は先日、とうとう通算7回(ゼロ回目も含めると8回)を迎えた。はじめは、ストレス発散だったかもしれないし、暇つぶしだったかもしれない。今でも、大義名分を描くこと無く「パーティー」というキーワードで運営している(よね?)が、いろいろと得るものがある。これは、やってみなきゃ得れなかったことだし、その中で「得よう」と思っていないと得れないことだと思う。それを、ちょっと、リスト化する。

非IT関係とのつながり
僕みたいに仕事に一途だと(笑)、自分の仕事以外の人とは交流しなくなる。イベントを通して沢山の人と会い、いろんな職種の方と会う。地域とより密着して生きている感が強くなるし、回り回って、自分の仕事にとってフィードバックとなるつながりや、出来事も多い。「IT・非IT系」みたいな区分けは実は無いものなので、勝手に殻に入っていたな・・・と思うようになった。

ソーシャル系の集客のノウハウ
僕らのイベントも、門外漢がやっているとはいえ、そこそこの集客を持っているようだ。偉大なのはソーシャルネットワークを使っての集客だと思う。フライヤーなどを配って集客するという、以前から文化的に行われている集客方法に輪をかけて、ソーシャルネットワーク上でも集客をする。「Twitterでの告知は3回以上しないとダメだ!」というノウハウを築いたのは、一緒にイベントをやっている某氏の名言。このような感じで、小さいが、こつこつと集客のノウハウがスピーディーに溜まっている。コレは、一緒にイベントをやった仲間、関係者の仕事で生かすことの出来る共通ノウハウだ。

異業種と一緒にモノ作り
モノ作りというか、場作りというか。僕は場作りもモノ作りも変わりなく感じているので、「モノ作り」で括らせてもらう。クラブイベントを作る作業を通して、全く異業種の人が交じり合う。「交じり合う」というか「交ぜていく」という感じかもしれないが、映像作る人だったり、音楽のトラックメーカーだったり、同業種異業種が目的をひとつにして、前に進めていく。いやぁ、楽しいんだ、これが。そして、結果として、ローンチするサービスの動画を作ったり、その音楽を作ってもらったりして、仕事にも繋がっていく。もう、どこから仕事で、どこから遊びか分からん状態だが。まだ、小さい効果だけど、そのうち爆発しそうなポテンシャルを秘めていると思う。

・・・一生懸命リスト化してみたが、僕の能力の無さか、それとも、まだまだ形式化するのが早すぎるのか、奇麗にリスト化できない。まだまだ、書き足りないことがあるけど、キーボードを打つのが面倒になってきたので、この辺で終わりにしたい。話した方が早いので、是非、イベント当日に福岡にいる方は、「ためになることある訳無いじゃん」くらいのキモチで参加して、なにかを発見してほしい。

写真: @shigeoka

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