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組織目標を「メダル」なみのパワーに変える

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オリンピックも残すところあと数日。
今回は、オリンピックにちなんだ話題とともに、ご案内をかねた内容でお送りします。

今回の大会では、どの競技や選手を応援されています(した)か?

私が一番楽しみにしていたのは、体操の内村航平選手です。
彼を中心に、どうチームが変化していくかに大きな関心がありました。

そして、その結果は期待以上!
というのも、予選は8位でハラハラし、本選でもドキドキの展開。
そして、最後にどうなるか・・・と思ったところへ、逆点で1位!
悲願の団体優勝を果たし、メンバーはもちろん、応援していた全ての人にとって、
達成感をもたらす結果となりました。

その内村選手のインタビューなど、ご覧になりましたか?

「団体で優勝したい!」

そのような目標を抱いたのは、彼が15歳のとき。

アテネオリンピックの大会で、鉄棒で冨田洋之選手が「伸身の新月面」の着地を成功させ
団体での金メダルを取ったその瞬間だったといいます。
しかも当時の内村選手は、「鉄棒が苦手種目」だったというから驚き。
その苦手種目である「鉄棒」こそ、今大会では、勝利の鍵となる競技となったのですから。

内村選手の取り組みを通じ、あらためて、

 「目標(期待する成果)」

を明らかにすることの威力を実感しました。

そして、誰かが掲げた目標が、周囲を動かしていく力となるーと、強く感じました。

さて、そのような力を持った「目標(期待する成果)」ですが、
私たちの身近にある目標は、内村選手のような
「自分が心から目指したい目標」
というよりも、
「組織から示された目標」
ではないでしょうか?

その目標に自身の「成果」や「成長」の実感はあるでしょうか?
「ある」と即答できる人は、それほど多くないようです。

しかし、「会社から示された目標」も、少しだけ視点やアプローチを変えると、
自身や周囲の想像を超える成果をもたらす、パワーとなります。

そうした視点やアプローチ方法に関するセミナーを、
人材育成にかかわる経営者やご担当者様を対象に企画しました。
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ドラッカー氏が日常的に取り組んでいた「目標設定」と「振り返り(フィードバック)」習慣によるものだそう。

しかし、ドラッカー氏自身は、その方法を具体的に示すことはなかったそうです。
恐らく、氏にとっては「歯を磨く」のと同じぐらい「当たり前」となっていた習慣だったのかもしれません。

組織で働く私たちにとって、「金メダル」やそれに相当する目標を持つことは、なかなかしにくいことでしょう。

しかし、ドラッカー氏が取り組んだ、
日常的に取り組むことの中で「目標」を明らかにし、「振り返り(フィードバック)」をすることが、自分の想像を超える成果や成長をもたらすとしたら、
試してみる価値はあるのではないでしょうか。

その「試し方」をセミナーでは、ご紹介いたします。

これから迎える秋を、より実りあるものにするために、ぜひお役立てください。
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(参考情報) 内村航平選手のインタビュー
NHK NEWS WEB
「体操日本団体で金メダル 内村航平の思い」
http://www3.nhk.or.jp/news/web_tokushu/2016_0810_2.html

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