いいニュースがあまりない時だからこそ
2万円台を回復していた日経平均株価も、上下を繰り返しながら、2016年に入り2千5百円のマイナスに。この後がどうなるかはわかりませんが、約1年前の株価を少し割り込んだ様子。さらに、円高も進んでいるので決算がどのようになるか、また、次年度がどうなるかが気がかりな昨今。
過去5年の日経平均の推移を見ると、グラフの状況。日経平均が回復し始めたときは、企業業績と株価の乖離が大きい印象がありましたが、昨年1年間はムードも明るくなり業績も上向いていただけに、決算月を前に冷や水をかけられる形になっている今の状況はなんとも残念。今後の動向を注視したいところ。
引用:ヤフーファイナンス 日経平均5年(2011年1月~2016年1月21日)
このように環境がマイナスに動く時期は、人の育成面から見ると、組織のムードづくりがとても大切な時期。業績は気になりますが、そこは一度脇におき、この1年の一人ひとりの成長や働きぶりに目を向けて好材料を探すこと。これが、今後のメンバーの動きや成果を分けていくようです。
と、こんな話題を取り上げたのも、ここ最近トップ層が険しい表情をされている様子がうかがえます。もしかしたら、マネジメントにあたっている方も影響を受けているのではないでしょうか。
そんな時に思い出したいのが、
一日の人生に生きるとき、お互いに勇気づける言葉、喜びをわかちあう言葉、聞いても何となくうれしい言葉を言い合おう
という言葉。
これは戦後の厳しい時代、経営者の精神的支柱になっていた中村天風氏の言葉です。
せっかく今までうまくいっていても、こういう状況になるとがっかり感が増してしまうもの。だからこそ、何を見るか。どこを見るか。これが大事なことを教えてくれるような気がしませんか。
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