2016年の人材育成のテーマ
新年あけましておめでとうございます
多くの地域で初日の出も見られたよう
多くの皆様にとって和やかな新年のスタートとなったことと思います
2016年のご健勝とご多幸をお祈り申し上げます
今から約20年前の1995年。人材育成業界に飛び込んだばかりの頃の私は、右も左もわからず何をどう提案してよいかわからず、業績が上げられずに途方に暮れていました。悩んでいた私は、知人に相談し経営者にお話を伺う機会を得、その時次のことをお聞きしました。
「企業経営者が人材育成会社に期待する役割はなんでしょうか」
すると、人事担当役員をされていたその方は、
「『ビジョナリーカンパニー』という本をご存知ですか。我々は日々、どうしたら次の世代に会社のバトンをつないでいけるか、それを考えています。一度お読みになるといいですよ」と、日本語初版が出たばかりの同著を私に勧めました。
同著では、「ビジョナリー・カンパニー」を次のように定義しています。
・業界で卓越した企業である
・見識のある経営者や企業幹部の間で、広く尊敬されている
・私たちが暮らす社会に、消えることのない足跡を残している
・最高経営責任者(CEO)が世代交代している
・当初の主力商品(またはサービス)のライフ・サイクルを超えて反映している
・1950年以前に設立されている
『ビジョナリーカンパニー』ジェームズ・C・コリンズ/ジェリー・Iボラス 山岡洋一(訳)1995年 日経BP出版センター刊 P3~4
当時から20年経った2016年現在。企業経営層と話をしていると、「次の世代にどうバトンを渡していくか」という話題が増えています。
このことから、今年は「次の世代」を意識し、組織の「核」となる層をどう育てていくかが大きなテーマになるのではないかと予想しています。
そこで今年は、そのような方向性でお役に立つ情報をお伝えしていきたいと思っています。
それでは本年もどうぞよろしくお願いいたします。
~夢を創り、夢を育む~出あいに、感謝
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