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考えない時間を作る価値

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 「思考バランス」を改善するためのアイデアとして、前回は、「書き出しデトックス」を紹介しました。

 次のアイデアは、「何も考えない時間をつくる」です。

●何も考えない時間をつくる
 「何も考えない状態」を作れれば、やり方は問いません。時間も、数分~数十分まで、自分ができる範囲で問題ありません。

 自分の頭の中が「  ( 空っぽな状態)    」となり、休まった感じがすれば、それで十分です。

 最近、私は何も考えない時間を作ることに価値を感じていて、朝の通勤時、夜寝る前などに意識的に取り組んでいます。そうすると、頭がスッキリし、脳内の空き容量が増えた感じや、物事に集中しやすくなっています。

 ただ、最初は頭の中が空白になる感じがうまくいかず、「そういえば・・・              」みたいに、勝手に何かが思い浮かんでしまい、「いかん・いかん」と、脳内で自分にダメ出ししていました。

●「何も考えないことが、難しい」と感じる方は
 そこで、さまざまな瞑想法の1つとして紹介されていた、「脳内の実況中継」という方法を試してみました。やり方は、自分の身体の動きを、自分で実況中継します。

 例えば、歩いているときにやるならば、「右足を上げる、左足を上げる、右足を上げる、左足を上げる・・・」という風にです。

 人によっては、30分ほど歩いている間中やるそうですが、私はそこまではやっていません。数分程度です。しかし、それで何も考えない感覚がつかめるようになり、最近は、それをしなくても、頭を空白にできるようになりました。空白になると、気持ちが落ち着く感じがします。

 スティーブ・ジョブス氏も、よく瞑想されていたと言われています。しかし私は、なぜするのかが分からず、また、宗教的な感じもあり、まったく関心を持てませんでした。
 ただこのところ、40代後半に差し掛かったからでしょうか、眼の疲れや首や肩コリもかなりひどくなっていました。このまま行くと早々に老化しそう・・・という恐怖感もあり、症状を改善する方法を探していました。
 そうしたところ、「脳の疲れを取る方法」として「脳内の実況中継」を知りました。簡単にできそうだったので、「モノは試し」ぐらいのつもりでやってみたところ・・・、思っていた以上の効果!以前よりも、疲れやコリの症状は改善しています。何より、スッキリ感が心地よいです。なので、続けたい方法の1つとなっています。

 集中力を高めたいときや疲労感を改善したいときに、試してみてはいかがでしょうか?

~夢を創り、夢を育む~出あいに、感謝

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