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あいさつの効果

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先日、あるところで企業の情報漏えいを防止するために、規制や罰則以外のエルゴノミクス的な観点から「あいさつ」が有効であるという話を聞いた。

会社であいさつをする・・あたりまえではないか。
とはいうものの、企業によっては殆ど周囲の人たちと言葉を交わさずに着席するところも少なくないのが現状だ。
開発や保守・サポートのチームなど、自分に課せられた仕事が明確になっている部門では、周囲とのコミュニケーションがなくても仕事は進められる。いざとなったら会話をせずともメールで用件を伝えれば事は足りる。あたり前の光景になってきたマスクだが、話しかけられたくないから着用する、という人もいるそうだ。
現在のオフィスのパーティションは以前に比べて低くなった。コミュニケーションの弊害があったためと聞く。海外のヘルプデスクやサポートセンターでも顧客対応に集中できるように、とのスタッフへの配慮から数年前までは高いパーティションが流行ったが、現在ではあまり見ない。

他人とあいさつを交わすと、親近感がわくものだ。なんとなく、こちらから「おはようございます」と声をかけるのは照れくさいと思うかもしれない。だがこんな単純なことでも人間関係は良い方向に転ずるものである。
混雑する朝の電車の中で他人にぶつかったり、足を踏んでしまったりしたときに、とっさに「すみません」とか「失礼」と一言発するだけで、その場の関係が改善されるといった経験をしたことはないだろうか。自分に接近していたうっとうしい人がこちらの状況を意識してくれるようになりそれまでとは違った空気になる、というほうが気分の悪い朝を迎えるよりもよほどましだ。

こちらから詫びたり、あいさつをするのは損・・とは思わずに、励行してみよう。あいさつでウォーミングアップしている相手とならば、突然仕事で会話を交わす必要が出てきたときにも話しやすさも違うはずだ。

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