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ゲームを楽しむ

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今朝、テニスのウィンブルドン選手権 女子シングルスに出場したクルム伊達公子さんが一回戦で敗退したとのニュースをテレビで観た。伊達さんは13年ぶりのウィンブルドン出場だったそうだ。印象的だったのは試合後のインタビューで、彼女は「1ゲーム 1ゲームを楽しんだ」と言っていた。なんという大人の発言だろう。
大会や発表といった「ここ一番」の場ではなかなかその状況を楽しむということは難しいかもしれない。だが、その心の余裕こそが成功の道なのだと思う。
彼女のご主人はドイツ人のプロレーサーだそうだが、国際的に活躍するトップの面々にはそのゲームを楽しむという積極的な姿勢が散見される。

私たち企業組織で仕事を楽しんでやっている人はどれぐらいいるだろうか。「明日の発表の準備、楽しんでやっています」、などと言ったら「仕事は遊びじゃない」と周りに冷ややかな目で見られてしまうかもしれない。「楽しむこと」は余暇や息抜きに必要であり、仕事や自分に課されている責務にはあてはまらない、という既成概念にとらわれてしまってはいないだろうか。

「楽しむ」という言葉に抵抗があるのなら「前向きに取り組む」という言葉にでも置き換えて考えてみてはどうだろう。これなら上司や周囲にも咎められることはないはず。いずれにせよ、自分自身が楽しんで物事に取り組むことができたならば、脳内からはドーパミンやアドレナリン、セロトニンといった活性物質が分泌され、よいアイディアが次々と浮かび新しいことに挑戦しようという意欲がわいてくる。

ある映画で、チームで綿密な計画をして○月○日△時△分きっかりに世の中を震撼させる大事件を仕掛けるというシーンがあった。そこでリーダーがメンバーに計画の説明をし終えたあとの一言が、"Enjoy" であった。字幕訳は「あとはやるだけだ」だったと記憶しているが、日本でなら「皆でがんばりましょう!」といったところであろうか。

どうせやるなら、楽しみながら仕事をしたいものである。

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コメント

はじめまして。ようこそalternative blogへ。
このエントリーに感化されてふたつも書いてしまいました。これからもよろしくお願いします。

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