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ニール・ヤングが JavaOne に登場!わーぁ、なぁんてこった!!

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ニール・ヤング、って知ってるだろうか?「Heart of Gold(邦題:孤独の旅路)」「Helpless」「Southern Man」「Carry On (CSN&Y)」、すばらしい曲をと挙げていくときりがない。1966 年にデビューして、今に至るまで、シンガーソングライターとして、フォークだけでなく、バラード、ロックやカントリーなど幅の広い活動をしている。

そのニール・ヤングが、なぜか Java 開発者のための世界最大のコンファレンス、JavaOne 2008 の基調講演の壇上に上がった。JavaOne 2008 は、5月6日から9日まで、サンフランシスコで開催されている。こういったイベントでは、よく歌手が登場して歌ったりするが、ニール・ヤングは歌うために出てきたのではない。

ニール・ヤングは45年以上に渡る活動の記録を「Neil Young Archives」シリーズとして Blu-Ray ディスクを作ったのだ。音楽やビデオ、手紙、写真をすべて Blu-Ray に入れ、しかも、音楽を聴きながら、同時にそういったメディアを視聴者がまったく自由に、ランダムに見ることが出来る。しかも、音質はCD より良いのだ。

ここから宣伝。まあ、それを実現したのは Java だ、というのが、今回の登場の理由。Blu-Ray には Java が使われているので、マルチメディアを同時に、自分の好きなように視聴することができる。Blu-Ray の出荷台数は今のことろ世界で1300万台で、これに Java が搭載されているのだ。ついでに、Amazon の人も登壇して、アマゾン・キンドル(電子書籍リーダー)も Java を使っている事を強調した。と。宣伝はここまで。

ニール・ヤングは、いわゆるカウンター・カルチャー(反体制)の世代であり、ウッドストック世代であり、アメリカの保守化・右翼化に警告を発し続けている。つまり、フリーワールドの人。

サンのような企業が政治的な色を持つ事はないけれど、スコット・マクニリもジョナサン・シュワルツも、保守的ではなく、言動を見聞きしていると、自由主義、自由であることをとても大切にしていると思う。その事が、私がこの会社に所属している理由のひとつだ。

それにしても、ニール・ヤングが出てくるなら、今年のJavaOne 行きたかったなあ。当然ながら、当日まで、一般社員には、こういった情報は伝わってこないのだ。ああ、くやしい!

この JavaOne では、様々な発表とか新しい技術の紹介が盛りだくさんで、それについてブログを書くのは、とても大変だ。まあでも、なるべく頑張って書いてみたいと思います。JavaOne 2008 の模様がもう YouTube に載っています。英語で、ゴメン。





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