オルタナティブ・ブログ > 代替案のある生活 >

ITの技術や方向性考え方について別の選択肢を追求します

旅の始まり 八王子 - 上諏訪 - 松本

»

あれ、なんだかいつもと同じコースだ・・・。4泊5日の国内旅行にでている。一日にある街から次の街へ。JRを使って移動する。私は実は若干だが乗りテツが入っているので、電車に乗って移動するだけでワクワクする。

Img_0354_01 さてこのコース、このブログで2回書いた。今回が三回目だ。なぜ何回も同じコースを辿るかというと、好きだから。単純な理由だ。八王子から行く中央本線は、東京から離れるにつれ、山に迫っていく。大月に近づいていくにつれ、緑が鮮やかになってきた。つつじも真っ盛りで、鮮やかな赤だ。一面の菜の花。田植えの準備。萌黄色の山々。天気が良かったので、八ヶ岳もくっきり見える。写真は、小淵沢で小海線の電車越しに見える八ヶ岳。写真が下手なのは、ご愛嬌。

上諏訪に着き、片倉館という温泉に行く。ここのお風呂は千人風呂と呼ばれ、ものすごく広い。どうせお風呂に入るなら、広いほうがいい。千人は入れないと思うが、百人ぐらいなら入れそうなほど大きい。どっぷりと浸かる。さらに、小さな温泉もついており、こちらはラドン泉だ。胃腸や糖尿病に効く、とかで、メタボな私には最適だ。尾ろうな話で恐縮だが、ここに入るとお通じがよろしくなるのだ。

諏訪湖畔の「八州(やしま)」という蕎麦屋でそばをたぐり、松本に移動。ホテル花月にチェックインする。花月といっても、「ホンワカワッワ」のなんば花月とは、なんの係わり合いもない(あっ、つまらなかった)。松本民芸家具を使った、落ち着いたホテルで松本での私の定宿である。

そして、今日のメインイベント、「Live Image 7 sept」を聴きにまつもと市民芸術館に行く。Live Image は、最近の映画音楽やテレビの主題歌などを集めたCD「Image」のライブ版で、今回で8回目。今回は松谷卓、小松良太、宮本笑理、古澤巌、加古隆、羽毛田丈史、元(はじめ)ちとせ、ゴンチチが参加する。見るからに豪勢でしょう。バックのバンド、オーケストラ・イマージュも、実はソロで活躍しているミュージシャンたちがそろっており、壮観だ。

ゴンチチの「ゴン」さん(ゴンザレス三上さん)は、かみさんの大学時代のクラブ(軽音楽部)の先輩だそうだ。また、かみさんがいま習っているバイオリンの先生の弟さんが、チェロでオーケストラ・イマージュに参加されている。普段はソロ活動をされていてCDなども出ているそうだ。

小松良太さんは、バンドネオンという、アコーディオンに似ている、しかし鍵盤ではなくボタンの楽器、の世界的奏者で、我が家はデビュー当時からの追っかけである。ミュージシャンのサインは普通は貰わないのだが、小松良太さんのだけは持っている。タンゴをやらせたら世界最高だ。今回も自作の曲とりベルタンゴを演奏。もう、感動である。しかも、座席が一階の6列目。目の前での演奏だ。

さらに、いま日本で最高の歌唱力と表現力を持つ元(はじめ)ちとせさんは、実は私、ファンなんです。一曲目の途中から感動で涙が出てきて困った。かみさんが左に座っているので、右目だけ泣いた。わたしって結構器用だ。元ちとせさんは、はだしで歌う。今回もはだし。この「image 7」というCDに入っている「恵みの雨」は良いですよ。ぜひ一度聴いてみてください。

「Song of Life」で始まり、アンコール曲「情熱大陸」で終了する、3時間半が一瞬にして過ぎてしまった、最高のライブでした。これ、東京地区でもコンサートは開かれるのですが、私の工夫は、大きな会場でなく、松本の会場を選んで、ゴールデンウィーク中に、旅の先でコンサートを聴くという、ちょっとしたアイデアです。自画自賛!
m(_ _)m

さて、今日はどこにいくのでしょう。

Comment(0)