オルタナティブ・ブログ > 代替案のある生活 >

ITの技術や方向性考え方について別の選択肢を追求します

カナダとアメリカで、今週からデイライト・セイビング時間がスタート

»

3月9日(現地時間)から、カナダとアメリカ合衆国で、デイライト・セイビング時間がスタートしました。ヨーロッパのサマータイムは、3月30日からなので、ちょっと早いなあ、という感じです。

私は、アメリカ合衆国のカリフォルニア州の拠点との電話会議が多く、今週からは、アメリカ側が午後 5 時なら、日本側は午前 9 時になります。慌てるのが嫌だったり、会議ぎりぎりにアメリカ側がメールを送ってきたりするので、だいたい、30分前、午前 8 時 30 分には会社に出て来ます。

慣れてしまえば、どうってことはないのですが、朝 6 時半ぐらいには起床する必要があります。私は、あまり朝からばりばり仕事をするタイプではなく、スロースターターです。特に、このデイライト・セイビング 時間がスタートする頃は、花粉症とも重なって、目はしょぼしょぼするし、頭はぼーっとしていて、能力が落ちる時期です。いやだなあ。

面白いというか、所変われば変わる物だ、と思うのは、アメリカでは、みんな朝の出社時刻が早く、午前 8 時過ぎから集まってきていて、朝 8 時から会議などというスケジュールもあり得ます。その代わり、午後は 4 時半過ぎには帰宅してしまい、午後 6 時過ぎには人がいなくなります。ニューヨーク・マンハッタン近辺は知りませんが、シリコンバレーやロサンジェルスでは、そんなモードです。

たぶん、ディナーは家族で取ろうとするのでしょうし、取らないとたぶん離婚に持ち込まれてしまう可能性もあるでしょう。我々が想像する以上にアメリカ人は家族を大切にします。「ファミリーコミットメント(家族との約束)」という理由が、休暇を取る理由の第一で、ファミリー・コミットメントと仕事を秤にかければ、当然、ファミリー・コミット メントが重要になります。電話会議を設定するとき、「あ、その日(時間)はファミリー・コミットメントがある」と言われたら、「OK」と言わざるを得ない です。昔、阪神タイガースかなんかの選手で、子供が手術を受けるので、急きょアメリカに帰っちゃった選手がいたけど、しょうがないんだと思う。そういった 文化なのだと思えば。

ということで、こちらを午前 10 時に電話会議に設定するとアメリカ側が午後 6 時になってしまうし、午前 8 時なら、もう仕事を始められるとアメリカ側は認識しているので、あいだを取って、こちらの午前 9 時からの設定にして貰っています。

で。今日から始まったのですが、火曜日の電話会議は午前 8 時半からになってしまったので、今日は午前 8 時前に出社。うーむ、眠い。春眠暁を覚えない時候となり、花粉舞い散り、朝は早いし、つらいなああ。

ちなみに、カナダとアメリカ合衆国のデイライト・セイビング時間は 11 月2 日まで、続きます。 orz

あと、こういった時差のある会議を開催する場合に役立つツールは、こちら。各国・各都市の時間を比較できます。

http://www.timeanddate.com/worldclock/meeting.html

追記:

きょこ コーリングのきょこさんも、同じ内容を書かれていました。ねぇ。朝はつらいよね。

Comment(3)