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晩秋はやっぱり、タンゴ

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きのうのブログで、私のiPod Shuffle にオスマントルコ軍楽隊の古い陸軍行進曲「ジェディン・デデン」を入れている、と書いた。こんな曲ばかりを聴いているのか。やはり、こいつはすごい、変なおやじだ、と思われると悲しいので、11月に聴いていた音楽の話をしたい。

6月、梅雨に入る前の、空気が暑くなるのを感じる頃なら、ネイティブのハワイアンが良い。永遠のギャビー・パヒヌイ。

でも、秋なら、特に、11月の晩秋、イチョウの木が黄色に輝いている頃には、タンゴだ。特にバンドネオンの音が、紅葉が落ち着いて、落ち葉が散りだした頃にぴったりだ。バンドネオンは、アコーデオンの鍵盤が、ピアノ式でなく、ボタンになっているもので、有名な曲には、「ラ・クンパルシータ」がある。

バンドネオンとしては、アストラ・ピアソラの「リベルタンゴ」も、有名だ。え、知らない?では、いま最高のバンドネオン奏者といえば、ほら。小松亮太だ。葉加瀬太郎との競演の「情熱大陸」は、とても有名。え、知らない?

では、Sony Music Online Japan にでも行って、小松亮太の音楽を聴いてみてください(さすがにSony だと、Windows ベースなので、iTunes では聴けません)。

いま一番気に入っている曲は「Por Una Cabeza(首の差で)」というもの。映画でもよく使われていて、アル・パチーノの「セント・オブ・ウーマン」やアーノルド・シュワルツネッガーの「トゥルー・ライズ」などに出てくる。「セント・オブ・ウーマン」はYouTube の

http://www.youtube.com/watch?v=Py9JcjGtfSg

で視聴する事ができる。このフィルムでは、アル・パチーノは目の見えない役をやっており、またたきをしない。にやにや笑っている兄ちゃんは、若き日のクリス・オドネルだ(ジョージ・クルーニーがバットマンの時の、ロビン役)。

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