サンのティッカーシンボルを「Java」に変更
サン・マイクロシステムズはNASDAQに上場している。株式市場では4(または3?)文字のアルファベットで各会社を表している。Mircosoftなら、「MSFT」、Intelなら「INTC」、Cisco Systems なら「CSCO」というように。これをティッカー・シンボルと呼んでいる。
サンはいままでは、このティッカーに「SUNW」を使っていた。サンでは、これを8月27日から「JAVA」に変えた・・・・。うーむ、どゆこと??
実はサンのブロガーさんの集まりのメーリングリストが久々のちょろちょろ火災状態になり、賛成だ、反対だ、スターバックスに売ろう、Anheuser Busch(バドワイザーのビール会社)は「BUD」をつかってるぜ、ハードを売ってる俺たちはどうなる、などなど、100通ばかりのメールが数日間の間に世界を飛び交った。もちろん、Javaの生みの親、James Gosling もいろいろ書いてた。
James Gosling(ジェームズ・ゴスリング)
まあ、ひとつには新しいブランディング。最近は「Sun」を知らなくとも、「Java」を知っている人が増えた。日本では、携帯を持っているひと、ほとんど全員がJavaを使っている。そのぐらいに浸透している。もっとJavaを知らしめたい。いろいろな意味合いがある。ティッカーが「Java」に変わった8月27日以降、NASDAQのサンの株価だが、米国の株価が乱調なのにもかかわらず、いまのところ「Java」は順調である。Javaの推進者の一員でもある私もうれしい。自社株を持っているので、値上がりするのはもっとうれしい!!
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サンのCEO、Jonathan Schwartz(ジョナサン・シュワルツ)のblogにも関連する事を書いています。英語の練習のつもりで読んでみましょう。彼の英語は、今の(インテリジェンスのある)若い人の英語です。たとえば、
「With all that said」なんて、ジョナサンが良く使うフレーズです。「まあ、そんな訳で」ぐらいの感じでしょうか。
Jonathan Schwartz(ジョナサン・シュワルツ)
ジョナサンの8月30日の投稿のタイトル「Different is not always better, but better is always different」って、いい言葉だなと思いません? 「違うことが常に良いことではないが、良いことはいつも違っている」