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スイッチ・オン!の方法

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今年のゴールデンウィークは、当初、なんの計画もなしに突入してしまったわりには、なかなか充実していた。オルタナティブ・ブログに「また、いつものゴールデンウィーク」を書いたおかげかもしれない。あれで、奮起しちゃったんですね、たぶん。

かみさんのお母さんがまだ入院しており、最初の数日は仙台に行った。仙台をかみさんとぶらつき、東北の遅い春を満喫した。いったん、横浜の我が家にもどり、その後、上諏訪の片倉館の温泉に浸かり、松本に泊まって浅間温泉に浸かった。

ゴールデンウィークの後半は、読書三昧。嵐山光三郎氏の「悪党芭蕉(新潮社)」「温泉旅行記(ちくま文庫)」、嵐山光三郎氏の助手、石田千氏(女性です)のエッセー単行本全部、角田光代氏のエッセー数冊(すみません、角田さんのファンなんです)、司馬遼太郎氏のエッセーと物語、有名・無名な著者のエッセー多数・・・。それから、マンガでは、「バーテンダー第八巻」「岳第四巻」「イリヤッド第14巻」など。

音楽は普段からあまり聞かないけど、マーラーの「大地の歌」が好きなので、ショルティでシカゴ交響楽団のと、クレンペラーでニュー・フィルハーモニア管弦楽団のを購入して、聞き比べ。ショルティはスコアに忠実すぎ。クレンペラーは、伸びやかすぎ。でも、この勝負はクレンペラーの勝ちかな、私のなかでは。なにしろ、第3楽章「青春の歌」はショルティが3分07秒なのに、クレンペラーは3分43秒もかかっている。

それから、ユーミンの「seasons colours」も購入。ユーミンといっしょに人生を過ごしてきたことの幸せを感じますね。荒井由美のころから、最近の曲まで、全部口ずさめるのがうれしい。

昼寝もしたし、食べたいものも自分でじっくり作って食べた。昨日の晩は、豚のロース肉の塊をセロリ、たまねぎ、しょうが、にんにく、ブーケガルニの野菜スープでじっくり茹でたものをスライスして、和がらしを付けて食べましたが、最高でした!!

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さて、こんなにオフで楽しんでしまうと、あすからの仕事をスタートするのに、どのようにスイッチ・オンしたらいいのでしょうね。切り替えがたいへんだぁ。いままでの私の経験だと、大きく2つの方法があります。

① 最初に大きな仕事に思いっきりぶつかる。今年は5月23日の「Sun Business.Next 2007」で話す資料を作るのが一番大きいので、これを明日会社に行ってからすぐにやる。大きな仕事をすると、集中力が必要なので、この作業をブースターに使う。あー、ちなみに私の講演、まだ席に余裕がある(会場でかすぎ)ので、ぜひ、申し込んでご参加下さい。こちらから、お願いします。私の講演は「B-5」です。

② 細かな仕事を、とにかく片っ端からこなす。細かな仕事だと、すぐ終わり結果が出るので、リズムを取り戻すのに便利。さらに、仕事の起承転結の勘を取り戻すのにも有効だ。

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さてさて、あす午前中、私はどうするか、というと、たぶん①②を並列にやっちゃうんだろうな。実はメールは休み中も定期的に見ていたので、メールを数百通も一度に見る必要がないのだ。しかも、これだけ充実した休みを取った後だと、かえって頭がすっきり回転しているので、わざわざ切り替えなくとも大丈夫。仕事も、楽しい遊びのひとつだ、ぐらいの感覚で行けそうな気がする。

ただ、たぶん昼寝癖が直らないので、お昼過ぎに私は机で寝てたりすると思いますが、社員の方々、起こさないでね。 m(_ _)m

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