たこ焼きプレートとジンギスカン鍋
日本の地域ごとに、さまざまな特色があり、他所では考えられないことが、その地域では当たり前だったりする。
大阪では、個々の家庭に最低一枚は、たこ焼きプレートがある。半球体の凹みのついた、あのプレートである。必ずある。ない家は最近大阪に引っ越してきたか、大阪になじめない家庭だろう。私も2年間、大阪府民だったので、今でも家にはたこ焼きプレートがある。不思議なもので横浜に引っ越してきてからは使っていない。
北海道では、個々の家庭に最低ひとつは、ジンギスカン鍋がある。鍋の形はいろいろあるらしいが、北海道で焼肉というとラム肉だ。ピクニックで外に出て、ジンギスカン鍋を楽しむのが普通だ。と、札幌出身の複数の友人から聞いた。
長野県では、県の歌「信濃の国」を歌えない県民はいない。小学生以上、100歳近いお年寄りまで、県民全員が歌える。歌えない人は、県外から移ってきた人たちでしょう。私は長野県生まれなので、これは嘘ではない。「しなののくには、じっしゅうに~♪」
滋賀県では、宴会の終わりに必ず肩を組んで「琵琶湖就航の歌(われーはううみのこ、さすうらいの♪)」を歌う。この歌を歌わないと宴会が終わらない(う~ん、ほんとうかなぁ??)。5年間滋賀県民だったので。
静岡(静岡県民は「しぞーか」と発音するらしい)では、喫茶店でも駅の構内でもおでんを売っているらしい(特に静岡市近辺?)。しぞーかの友人がそう言っていた。
さて、あなたの地域では、いかがですか。横浜とか(私は現在、横浜市民)とか東京都にはこういった、すばらしい特殊性ってないですもんね、つまんない。
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