時間通りに終わるプレゼンテーション
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今までの私個人の経験で、講演などプレゼンテーションが時間通り、落ち着いて、自分の気持ち的には「すっきり」と終わったときは、結果、聴衆の方々の満足度も高いという相関関係があるように思います。逆に、終わりが迫ってくるにもかかわらず、あと10枚もスライドが残っているときには、早口になり、口調が乱暴になり、お客様にも不満が残ります。私の場合、最近は、特にそういった講演が多くなっているので、注意しなければ。
私が個人的に注意している点は;
- 1ページを話す目安が大体3分(表紙などを含む)かかると計算する。1時間ならスライド20枚。
- スライドは左に絵や図、写真など。右にそのページにとって重要な言葉を。
- 言葉・文字が中心の場合は、右下に写真など。
- 英語を多用しない(特に外資系の場合、英語だらけのスライドになる可能性がある)。
- 書いてある言葉をそのまま読まない。スライドは話をするための補助手段と考える。
- ページを飛ばさない。行ったり、戻ったりしない。
- ページごとの内容は理解しておいて、スライドを見てしゃべらない。
- スクリーンを向いて話さない(お客様にお尻を見せるのですか?)。お客様の眉毛か鼻を見て話す。
- 聴衆の多いときは、前から1/3程度の真ん中辺のひとを中心に話す。
- 当たり前だが、スライドは自分で作る。
等々。もちろん、トラックバックさせていただいた大里さんが書かれているように、「Ask for Order」は前提としてあります。日本人の場合、露骨に「買ってください」といっても白けてしまうので、最終的に聴かれている方々が、買おうと思ってくれるように話すのが重要ですね。いままでに一度だけ、プレゼンテーションの最後にお客様から「よし、そうしよう」といっていただき、大きな商談に結びついたことがあり、あの時はうれしさを超えて、びっくりしました。
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