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3連休信州の旅ー3日目

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9月の3連休を使って信州を旅してきました。運良く雨が降らなくて良かったですが、台風13号で被害に遭われた方々には申し訳ないのでブログ書きづらいな、とかみさんにいったら、「あんたが気にしたからって、どうしようもないでしょ。」と言われてしまいました。たしかに。

ということで、今日は3日目、長野市内の旅の様子を投稿します。私は実は、長野市生まれ。父親の転勤があったので、小学校に上がる前と中学校の3年間を長野市で過ごしました。そこで、自分の育った家と中学校を久しぶりに見に行きました。

家はずっと昔のまま残っていて、周りの家が全部新しくなっていたので、ちょっと寂しい感じでした。実はこの家、まだうちの持ち物で、ひとに貸しているんです。保全がたいへんで、ちっとも儲かりません。家やマンションを貸して税金対策、一儲け、と勧誘が激しいですが、現実には結構たいへんなんです。

さて、中学校(長野市立柳町中学と言います)に行くと、校舎が新しくなって、昔の面影がなくなっていました。でも、校庭のすみに、昔朝礼なんかで校長先生が登壇した台が置かれていて、それがぼろぼろになっていたので、余計時間が経ったことを実感させられました。自分の家と中学を見ている時間だけ、雨が降りました。なんか寂しい。。。。

ところで、私の家のすぐそば(歩いて30秒ぐらい)のところに、株式会社インテックの長野センターを発見。インテックさんとは、いろいろお仕事をさせていただいたので、なんか因縁も感じました。

さて、長野といえば、善光寺

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ものすごい数の参詣人です。こういった観光名所があるのも地域活性化に役立つのでしょう。私もしっかりと参詣しました。 

まだ、時間があったので、善光寺の隣にある「信濃美術館」へ行き、特別展示の「川端康成の眼力」と常設の東山魁夷展を見ました。川端康成と東山魁夷との交流を軸に、川端康成が所蔵していた美術品を展示していました。東山魁夷の絵は、幽玄という言葉が似合うような気がします。絵に水分を含んでいるような。でも、昔、敦煌を描いた作品で砂漠を描いているのにもかかわらず、水分を感じてしまい、不思議な感じもしたものです。

さて、帰りの長野新幹線の楽しみは、これ。

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横川駅のおぎのやの「峠の釜めし」です。長野新幹線の開通、信越本線の横川駅-軽井沢駅間廃止に伴って、なくなってしまうのか、と思われましたが、実は事業展開によりドライブインや長野新幹線各駅(長野-高崎間)での販売で、かえって発展していると言えます。現存する日本最古の駅弁屋さんだそうです。

この釜めしを食べて幸せな気分になれましたが、軽井沢駅から乗ってきた人たちのために、楽しい旅から現実に戻されてしまいました。酔っ払って大声で馬鹿笑いをする4人組(ゴルフ帰りらしい)、おばさんと一緒に乗ってきて、ずーっとゴルフの話を大声でしているおじさん。最悪は、私の隣に座った人が、おもむろに靴を脱いでしまったこと。ぷーんと臭うし、缶ビール一缶を、40分もかけてうだうだ飲んでるし、メインフレームのラインプリンターで印刷したものを眺めてるし。新幹線ってなんて俗っぽいんでしょうね。

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