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ITの技術や方向性考え方について別の選択肢を追求します

数字は何を語るのか-その2

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前回に続き、「Pocket World in Figures 2006」から、面白い数字、というより今回は順位です。

1週間のうち、何時間インターネットを使っているかの平均を各国別に比べると、台湾が1番です。なんと日本は20位の中には入ってきません。ちなみに2位がタイ、3位がスペインだそうです。これには仕事上のアクセスは含まれていません。

また、Computerの保有ですが、100人あたり何台Computerがあるかですが、台湾は12位日本は21位。ちなみに1位はスイス、2位がアメリカ合衆国、3位はシンガポール。

携帯については100人中契約している台数ですが、1位がルクセンブルグ、2位台湾、3位香港です。日本は30位にも入っていません。ちょっと笑ってしまうのが、ルクセンブルグの100人当たりの契約数は、119.4、台湾は114.1です。幼児やご老人は携帯は持っていないでしょうから、ルクセンブルグや台湾では、一人が2つ以上携帯電話の契約を持っていることが多いと思われます。私も昔、会社用と個人用を分けてましたが、たいへんなので、やめました。

さて、以上の結果をみると、日本に比べ、台湾の方がよほどIT化が進んでいるように見えます。私は実は台湾には行ったことがないのですが、実情はどうなんでしょう。ご存知の方、お教えください。

話は変わりますが、前回、インドと日本のCost of Living(生活費?)が3倍違うので、SIはインドに流れるのだと書きました。今日、弊社で話をしていて、実は日本でも地域格差が激しく、地方のSIベンダーなら、東京のベンダーに比べ、比較的安価だとのことでした。地域活性化を合わせて考えれば、生活費の安い地域で開発を行うのは良い方向性ではと思うのですが、単純すぎますでしょうか。

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