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ITの技術や方向性考え方について別の選択肢を追求します

電子カルテ再び、ああんど、北信州小旅行

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田舎の叔父が入院したので、先週末、とても久しぶりに長野に帰りました。叔父が入院したのは、長野市の南部にある松代の「長野松代総合病院」です。ちょうど、新しい病棟(本館)が昨年末に竣工しており、叔父は最初は旧館だったが、その後、この新しい本館に移ったとのこと。

電子カルテの実際に興味のある私としては、叔父の病状も心配でしたが、スタッフ・ステーションをちらっちらっと覗きました。残念。個人個人の紙のカルテがA4のフォルダーに入って、カルテ用のカートがたくさん並んでました。新館建築にあたり、IT化はかなり考慮されていたらしく、各種PCも設置され、大きな液晶のディスプレイもあり、これでCTやMRIの結果を見るのだな、と想像がつきました。

土曜日だというのに多くの看護師の方々が働いていらして、邪魔もできないので、電子カルテ化についてのお話は聞けませんでした。紙カルテから電子カルテへの移行は難しいのでしょうね。 

叔父の病状は思っていたよりは軽く、病室の隣にある広い談話室で1時間も話ができ、あと1~2週間で退院できそうとのことで何よりでした。

安心したので、長野近辺の小旅行を楽しみました。前の晩に強い雨と風のため山の木々の葉が洗われ、素晴らしい緑でした。長野と言えば当然、善光寺(最近はお寺でもホームページを持ってますね!)。

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次の日は、私の家の菩提寺がある信州中野まで長野電鉄で行きました。長野電鉄といえば、鉄好きの方々には大人気の路線です。快晴だったので、北信州の山々、飯綱、戸隠連山、黒姫、妙高の山々が全て見渡せ、大感激。ブログ用にと長野電鉄の特急の写真を取ったのですが、鉄ではないので横から写してしまった。

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また、長野といえば、そばなので、九一そば(そば粉9割り、小麦粉1割り)の「今むら」と十割そばの「大善」に行きました。九一は御膳そばといって、そば粉を十分に挽いて白いそばです。なめらかなのど越しが決め手。十割そばのほうも、よくこねてあるので、ぼそぼそせず、弾力のあるおいしいそばでした。この2店、実は道路を挟んで斜め向かいにあります。両方とももっとがんばって、美味しいそばを作り続けて欲しいものです。

ITとは関係ない小旅行でしたが、ふと思ったのは、長野でもIT起業する人たちが出てきたら面白いのにな、ということです。長野から東京まで早い「あさま」なら1時間半、片道7,970円です。長野なら住宅費、生活費が安く、大学もあるので能力のある学生を取りやすく、街も序々に活性化してきています。東京で経費をかけるより、たとえば、福井の永和システムマネージメントや仙台のグレープシティのように本社を地方に置く会社がもっと出てきても良いかな、と思いました。

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