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「インターネット家計簿」と「人生通帳」

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「WISH2009」が8月21日に開催されましたが、私自身もTwitterでの実況を見ていましたが、立ち見が出るほど大盛況だったようです(関連記事)。本イベントが主眼に置くのは、知名度は低いが、可能性のあるサービスや端末を紹介し、飛躍のきっかけを提供するというのが狙いとなっています。

そこで、紹介された一つにソニー銀行が提供するスケジュールと収支、口座情報などを統合管理するサービス「人生通帳」です。人生通帳 スタンダードでは、 カレンダー、口座情報一覧、ポイントマネージャー、ライフプランシミュレーター等のサービスを提供しています。

一方、NTTコミュニケーションズでは、8月28日に「インターネット家計簿サービス」のトライアルサービスを提供しています。「インターネット家計簿サービス」は、銀行、クレジットカード、オンラインショッピング等のネット上に記録されている、利用履歴、購買情報を自動収集して取り込み、家計簿として自動記録・集計する無料サービスとして位置づけています。「インターネット家計簿サービス」では、カレンダー表示、帳簿表示、資産管理、分析・予算設定等のサービスを提供しています。

景気が低迷する中で、消費者においては節約志向が高まり、資産管理や運用の重要性が高まってきています。特に市場の景気は上向き傾向にあり、積極的に投資を選択するということもあるでしょう。重要なのは、自分が今どの程度の資産を持っており、どのような資産管理や運用をしていけばいいのか、分析していくためのツールを持っておくことが一つの安心感を与えてくれるのではないでしょうか。

インターネットを使ったような家計簿サービスは過去においても提供されていますが、改めてサービス内容を比較し、自分に適した家計簿や通帳サービスを選んでみる時期なのかもしれません。

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