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IT業界でベンチャービジネスの支援をしている執筆者が日々の活動ログと感じたことを、徒然なるままに書き綴っていきます。

27年前のプレゼン動画)会社のピンチを救う戦略に1000名が集まった人生の転機。そして今また転機が訪れようとしている。転機なるかは自分次第だ

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27年前のターボリナックス戦略発表ミーティングの動画が出てきました。(動画は後半で紹介)

当時の私は外資系のノベル、SAPと渡り歩いていました。

外資系のマーケティング所属だったので、本国の戦略を日本で展開するのが仕事でした。

いつか自分自身が描いた戦略を実現したいと思っていました。

そんな時、日本にレッドハットが上陸すると聞いて、立ち上げが得意だった私は立ち上げメンバーに応募するも、Unix、Linux経験がないという理由で不採用になりました。

これからはLinuxが来ると思っていたので、「おもちゃみたいな貧弱なOSのLinuxはうまくいかない」というマーケティングの先輩の反対を押し切って、さらにLinuxの仕事を探して、ターボリナックス就職イベントに申し込みました。その面接官だった方がCEOに掛け合って、その日のうちに最終面接となりました。

CEOのクリフが「吉政さん、うちに来たら何をしてくれますか?」と質問をされました。

当時の私はここが勝負とばかりに、会議室にあったホワイトボードに、レッドハットの戦略上の欠陥を説明し、その対抗戦略を即興で書きました。

説明が終わると、クリフが「その絵を私の会社で書いてくれないか」と言われ、入社を決めました。

当時、マイクロソフトからもらっていたオファーより低い金額でしたが、そんなことより、自分の戦略を実現できる嬉しさで即決しました。

入社後、すぐに戦略をすり合わせ、大きなイベントを皮切りにムーブメントを起こそうと提案しました。

レッドハットが一次店を5社に絞る戦略に対して、ターボリナックスは全てのパートナーと窓口を作り、技術サポートをし、商流はディストリビューターにまとめてもらう戦略を展開しました。Linux技術に不安がある日本のインテグレーターに刺さり、あっというまに間に200社の400の契約がまとまり、大きなムーブメントを起こす基盤ができました。

冒頭の動画は、その戦略を発表するイベントの模様です。

https://youtu.be/oYKtk3P19sc

会場には1076名が参加し、多くの記者も同席し、フラッシュを浴びながらの登壇でした。

27年前の記事はASCII.jpに今でも残っています。

https://ascii.jp/elem/000/000/300/300716/

まさに会社にとっても自分にとっても大転機でした。

そして、昨年末に私が代表をするプライム・ストラテジーがGMOインターネットグループにジョインしました。

これは私にとってもプライム・ストラテジーにとっても大きな転機になるチャンスです。

27年前に断念した世界展開の続きを再開できるか。

拾っていただいた熊谷代表、GMOインターネットグループに恩返しができるか。

27年前にお世話になった仲間も乗ったプライム・ストラテジーという船を成功の旅に導けるか。

このブログを開設した2006年に書いたプロフィール(今でも詳細プロフィールで見れます)を実現できるか。

そんな旅であり転機です。

<2006年に書いたプロフィール>

やりたいことは絶対に諦めない。
負けても必ず、最後には実現する。

ピンチのときほど力を発揮し、
突破口を切り開く。

一騎当千の力を持ち、
精鋭を率いて市場を切り拓き、
産業の発展に力を注ぐ。

そして、いつか自分がいる業界を
世界に通用する産業に育てたい。

WordPressを260倍高速化するKUSANAGIで世界シェアを取るぞ!

世界シェアを取るということは世界で成功している会社と提携し、戦うということ。

世界で成功している大資本と戦うことは、なかなか大変なこと。

OSも次の時代では新しい役割になっていくはず。

この変化をうまくとらえて軌道に乗せよう。

10年、20年の仕事かな。

多分これが最後のご奉公になるし、大仕事になると思います。

有言実行するぞ。やり切ろう!

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