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初代Desireユーザー、J butterflyでHTCに惚れ直す

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月曜にITmedia Mobile編集部主催の「HTC J butterfly タッチ・アンド・トライ」イベントに参加してきました。

スペックなどは例によってアイティメディア本体の記事を参考にしていただくとして、初めてのスマートフォンがHTC Desireだった私の印象を綴ってみます。

J0

発表の段階では「えー、5インチディスプレイは無理。私の手(平均よりかなり小さい)には無理」と思ったのですが、実際に持ってみると某4.8インチ端末よりもなんだか小さく感じるマジック。さすがに親指が届く範囲はちょっと苦しいですが(下の右の写真)、そもそも3.8インチでも両手で使っている私にはあまり関係ありません。

J1

ヒミツは手に馴染む背面のカーブと薄さ、ふちぎりぎりまでディスプレイ、というところにあるようです。

このカーブと薄さを実現するために、バッテリーはボードより画面側に入ってます(下の画像は、デザインチームが苦労した話のYouTube動画より)。

J2

なので、バッテリーは外せません。iPhoneと同じですね。ケースを開けることもできません(どこから開けるんだろうとちょっと力を入れちゃったことはひみつ)。最近、別の端末で、フリーズするたびにぱかぱかとバッテリーを外していたもので、つい。J butterflyの場合は、フリーズしたら起動ボタン長押しで表示されるメニューから再起動を選ぶそうです。

♫♫♫

このマシンのウリはたぶん、デザインの美しさとカメラ機能なんだと思うのですが、それらについては他の方も紹介すると思うので、私は音についての感想を。カタログではちっとしか触れられていませんが、音がきれいです。通話してみたところ、ノイズもなくすっきり聞こえます。お隣のiPhone 5ユーザーさんによると、「iPhoneよりきれいかも」とのことでした。

通話音だけでなく、音楽再生の音もなんてったってBeats Electronicsの技術Beats Audio採用ですから良いです。専用イヤフォン(別売)に最適化されているとはいえ、普通のイヤフォン(EarPodsをさしてみた)でも低音がちゃんときいた音になってました。

J butterflyはさらに、背中のBeats Audioのロゴの下のぽちぽち、ここがスピーカーになってて、ここから出す音も結構ばかにしたもんじゃないです。かなりボリュームを上げてみましたが、歪むでもなく、例えば映画を見るときなどだったら十分です(ステレオじゃないですが)。

J3

ちなみにロゴの上の3つのぽちぽちはクレードル(スタンド)用だそうです(まだ発売されていない)。

♫♫♫

それから、持参したNexus 7で人生初テザリングもやってみました。簡単簡単。

J4
J5_2

テザリング中は、親のJ butterflyで撮影しようとすると「フラッシュは使えません」と表示されましたが、それ以外は叱られることもなく動画撮影もできました。Nexus 7もさくさくネットにつながったし。Jのバッテリーは会の始まりに満タンだったのが、終了のころ残量6割くらいになっていました(動画再生など消耗することをあまりやっていないので参考にならないかもですが)。

といったわけで小一時間触った感想は「HTCに惚れ直した」です。Desireくんもさりげなく奥ゆかしく使いやすかったもんなぁ。

J butterflyはKDDIとHTCががっちり組んで作り上げた端末ということなので、海外はもちろん、日本の他のキャリアから発売されることはありません。うーん、残念(すみません、ソフトバンクユーザーです)。
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