まねるが早い
サイズが同じくらいの会社の経営者との会食は勉強になる。社内の取り組みって外部からは中々見えづらい。「へぇ~、そんな取り組みしているんだ!」と刺激を受ける。「へぇ~、同じような悩みを抱えているんだね」とも言えるのだけど。
*********全体会議の話から*********************
アークコミュニケーションズでの私が発案した様々な取り組み。
それは、私独自のアイディアもありますが、ほとんどが他人がやっているのを聞いてまねているものです。
一例をあげましょう。
翻訳チームが行っているお昼の立ちミーティング。
S社長(alternativeブロガーです!)から「昼に全社員で立ちミーティングをしている」と聞いて、なるほど、と思い、アークコミュニケーションズにも導入しました。
しかし、やってみたらうちにはそぐわないことが色々わかります。
派遣チームでは昼に人がいないので取りやめ、WEBチームはやるのなら朝のほうがよいと時間帯を変え、翻訳チームが昼に立ちミーティングをしています。
それも当初のミーティング内容から随分変わっています。
先日A社長に会ったので、「御社をまねて、立ちミーティングをしています」と伝えたら、「えっ?あれ、うちやめちゃったんだよ」とおっしゃいました。
こうなると、立ちミーテイングはうちがオリジナルのようなものですね。
このように、最初に誰かのものをまねて、自分たちにカスタマイズし継続すれば、それは自分のものとなります。
日本語には、和魂洋才という言葉がありますが、一から方式を考えるより、他人の考えた方式をまねながら自分が抱えている問題を解決すればよいのです。
うまくいかなきゃ、やめればよいだけです。本家だってやめるのですから。
ということで、今日はM社長から聞いたことをまねてみましょう。
せっかくミッションやクライテリアを作っても引き出しにしまってたまに見るだけでは意味がありませんね。
こういうものは、本来、日々の行動に落としこんでいくものてす。
今から3、4人でチームを組んでくださいますか?
5分さしあげますので、アークのクライテリアの心にある「顧客満足度の向上」という点で自分や他人がしている小さな工夫や成功体験をシェアしてください。
最後にお二方ほど発表していただきますので、そのつもりで。
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ざわざわと話が始まった。
私も会議に遅れてきた社員と話したら、私の知らなかった耳よりの話が!
「〇〇さんは、いつも仕事の目的から話してくれるので、とても仕事がしやすいんですよね。お陰でお客様の目的にあった良い品質のものを作ることが出来、直接会っていなくてもご満足いただいています」
発表では
「メールの返信は出来るだけ早くしている」
「メールを書くときはお客様がYESと答えればよいように書いている」
などメールで仕事をすることの多い弊社スタッフならではの工夫も多かった。