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心構えを変えたいなら、小さな具体的な行動を変えるのが一番と小2に教えられるの巻

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負けが多い息子のサッカーチームだが、先日小学生2年のA君が練習試合で助っ人に入ってくれた。A君のサッカーの上手さは皆が知っているところであるが、びっくりしたのはそこではなく・・・・

**************全体会議の話から**************************
新年度になりました。新たな目標を掲げるシーズンですね。
さて、目標を掲げることは簡単なのですが、実行することはなかなか大変です。
そして、何かやろうとしてうまくいかなかったら、努力が足りない、勤勉さが足りない、と考えてしまうことが多いものです。

例えば「健康のために運動しよう」という目標をたてて、運動出来ず、「あぁ、私って怠け者だなぁ」と思うような感じです。そして、深く反省してまた、自らを奮い立たせたりしますよね。(私のことです)

そう言う時に、是非、思いだしてほしいのは、「心構えを変えたいと思うのなら、小さな具体的な行動を変える」ということです。

例をあげましょう。

うちの息子は小学1年生で地域サッカークラブに入っています。
9連敗するようなクラブですから、実力は推して知るべし。
ひとつのボールに全員が群がっているか、誰もボールを追っかけずボールの行き先を見ているかのどちらかです。

コーチが必ず試合の後に反省会を聞きます。すると毎回のように、
「みんなでボールを追っかけていて、固まっていた」
「一生懸命走ってボールを追っかけていなかった」
と口々に言います。
皆、一応チームの欠点はわかっているのです。
(まだ戦略をたてるというようなレベルのチームではありませんが、楽しくやっているので親としては満足です)

さて、先日練習試合があり、1年生だけでは人数が足りなかったので2年生で一番上手なA君に入っていただきました。
試合になりいつものように、ボールに群がる1年生たち。
するとA君は、ピッチ上で「ボールに群がってよいのは2人まで。3人は多い。違うところへ行って」と声を出したのです。

観戦していた保護者の私たちはびっくり!
だって、私たちはと言えば、試合中に実行に移されないとわかりつつ、「皆で固まらないよ~」なんて声を出して応援していたのですから。A君恐るべし!

大きな目標を達成するのが上手い人は、例外なく、今すぐ実行できるタスクに落とすのが上手な人です。

A君に教えられ、とりあえず私は、都営浅草線の五反田駅の階段をとぼとぼ登って毎日4.6キロカロリーを使うことから始めることにしました。(この4.6キロカロリーの話はこれはこれで、また面白い話しなのでまた別の機会に紹介したいと思います。)

皆さまも、せっかく人事考課でたてた目標を、半年に1回思いだして、深く反省するのではなく、日々の行動に小さく反映させることを是非意識して下さい。

この階段登りをきっかけに私が運動をするようになり健康になるのが先か、皆さんが実行可能な小さなタスクに落とし、皆さんの目標を達成させるのが先か、半年後に勝負ですね!

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もっとも小1の子供たちがすぐさまA君の言うことが聞けたかと言うと、・・・・なのだが(笑)、保護者皆がA君のファンになったことは言うまでもない。

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