自分のことを棚にあげられなきゃ、上司なんてやってられない。
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田中さんの「「反面教師」を自称しちゃいけないと思う」を読んで、自戒を。
人に注意をするとき、普通の人は「人様に注意を出来るほどの人間ではない」「自分も出来ていないのに」と思う。また、「こんなことちまちま注意していたら、モラルが下がるよな」と感じもする。
社会的生活を行う上では、このような謙虚な姿勢と思いやりが、よい循環を生むことも多いと思う。しかし、ビジネスの上では逆である。
人様に注意出来るまで修行を積んでいては、永遠に注意など出来ない。ちまちま注意しなければ、伝わらないことのほうが多い。気付いていても、ついつい流されてしまう人たちに自省する場も提供できない。
さて、それでも注意したくない願望に捉われてしまった時、どう自分自身を鼓舞しているのかというと・・・
STEP1:「人に注意をしたくないのは、その人のためにならないからではなく、自分が嫌な思いをしたくないからである」
念仏のようにこの言葉を唱え、まず重い腰をあげる
STEP2:「私と言う人格ではなく、上司としての立場がこのことを言わせている」
自分のことを棚にあげる決意の言葉である
STEP3:「その時は嫌な思いをしても、はっきり注意してくれる上司は自分の成長を促した」
これから自分が行う行為の正当化である。
もっとフィードバック(注意よりポジティブな響き!)をスタッフに返さねばと思いつつ出来ていない私の告白だが・・・あれ?これって、田中さんの言うところの、反面教師ってことになっちゃうのかな?(笑)
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