日本人として
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留学もしたし、海外で仕事もしたが、国際親善という観点からは、私は彼らの足元にも及ばない。彼らというのは、マスターズスキーオリエンテーリングの世界選手権大会に一緒に出場した方々だ。
彼らはほとんど英語が話せないので、私が専属通訳だ。どちらかというと田舎の頑固じじい達(失礼!)だ。だが、同じ日本人として一緒に行動をしていてとても誇らしい。
Sさんは必ず折り紙をたくさん持ってきて鶴を折っては、子供やお世話になった人にさしあげている。(スウェーデン人には"Oh, Origami!"と言われたいそう喜ばれる。)
Tさんは必ず日本の国旗を持ってきて、また競技者として素晴らしい成績を残し、地元の人に盛んに声をかけられる。(相手はスウェーデン語で話しかけ、彼は日本語で答える。会話になっているのかは疑問だがニコニコしあっている)
日本人としてどうありたいか考えさせられるなぁ。
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