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●人、●%、●億円…メディアにあふれる「数値」から、世の中のことをちょっと考えてみましょう

【30円?】 明日からガソリン値上げ…税金の使い途が、なぜ明示されないのかなぁ

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 4月2日のエントリーでガソリン値下げの件を書きました。値下げの是非ではなく、『税金』について、これを機に考えてみましょうと書きました。それから今日までの1ヶ月、自分なりに少しは勉強してみたつもりですが、あらためてわかったことは、これまで道路特定財源として使われてきたガソリン税の使い途がわからないということです。そう、わからないということがわかったのです。どうしてなんだろうなぁ。

 とてもいい機会だと思ったんです。なぜこんないいチャンスに、政府は国民に「ガソリン税はこう使います」と説明してくれないんでしょうか。「ココとココで道路整備が必要で、だからいくらかかります」とまでは単純な話じゃないでしょうが、できるだけ明快な説明を是非お願いしたいのです。ひょっとしたら、私が見つけられなかっただけかもしれません。でも、それじゃいかんでしょう。誰もがわかるくらい、大きな声で、たとえば記者会見でもして、エクセルの一覧表くらいにして、発表していただけないものでしょうか。

 メディアでの情報も、ガソリンスタンドに並ぶクルマの列を映しては、市民の声を紹介しているものが目立ちます。こうした3面記事的な取り上げ方だけでなく、ガソリン税の使い途をどこかで入手して公開してもらえないでしょうか。

 今回の値上げはおおかた【30円】前後と、石油元売り各社が発表しています。税金分は25.1円ですが、原料価格の上昇分を上乗せするとのこと。これもスッキリしないですね。どうしてこの段階で、各社そろって約5円前後の上乗せなのか。

 そりゃぁ、値上げはイヤですよ。でもそれ以上に、なぜ値上げなのかがスッキリしないのはもっとイヤです。福田首相が「道路特定財源じゃなくて一般財源化」と提案した時、「なーんだ、やっぱり道路特定財源じゃなくてもいいんだ」と感じたのは私だけでしょうか。きっと今日はスタンドに長蛇の列ができるんでしょうね。うーん。私も今夜はスタンドに並ぶ…だろうなぁ、やっぱり。。。

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