« 2011年11月7日

2011年11月9日の投稿

2011年11月10日 »

今週くらいからでしょうか、最高気温が 20 度を下回るようになってきて、コート姿もちらちら見られるようになりました。自分は、半袖で外を歩くと奇異にみられるようになってきたので、フリースジャケットをはおるようにしていますが、みなさんがいかがですか。

今日は「朝カフェ次世代研究会」の 27 回目で、ライフネット生命の出口社長による講演「情報発信の重要性」でした。わかりやすく、語り口も素晴らしい講演でした。その中でも気になったキーフレーズがいくつかあったので、まとめておきます。

人間はみたいものしか見ない、あるいは見たいように現実を変換してみてしまう動物である。

程度の差はあれど「自分にとって都合の良いように解釈してしまう」ことってあると思います。特に、Twitter や Facebook 上で流れてくる情報をみていると、都合の良いように解釈してしまう方って多いのではないかと思います。

出口社長はおっしゃいます。「人間は世界経営計画のサブシステム」であると。誰もが「よりよき世界にしよう」とする中で、現実 (世界) を素直にみることができないことが問題だということなのでしょう。出口社長は、素直にみるための施策として (1) タテ・ヨコ思考 (2) 数字・ファクト・ロジックのみで考える と紹介されていました。

タテ・ヨコ思考

「タテ・ヨコ思考」とは、タテ (時系列)、ヨコ (他者との比較) の両軸で考えましょうということです。ライフネット生命さんの資料を拝見させていただいたのですが、「20世紀の保険は死亡時の保険、21世紀の保険は就業不能時の保険 (タテの思考)」や「インターネット専業によるコストの低減 (ヨコの思考)」が反映されています。

これって保険に限らず、あらゆるビジネスに適用できそうですね。で、この「タテ・ヨコ思考」に必要なものが「数字・ファクト・ロジック」ということなのだと理解しました。

数字・ファクト・ロジックのみで考える

日本の税収は、バブル崩壊時の約60兆円がピークなのだそうです。平成23年度の歳入は約92兆円で、その内の税収は約40兆円。出口社長は、この数字を明示して、どんなに景気がよくなったとしても、約60兆円を超える税収は難しいのではないかという参加者の意識を整理した上で、海外が日本の財政に対して評価している内容を解説されていました。これは、「タテ・ヨコ思考」するための例なので、講演であがった内容がそのまま正しいか否かは別として、勉強になる内容でした。

出口さんのご講演は、ファクト (グラフ) が多く使われており、非常にわかりやすいものでした。よくスティーブ・ジョブズのプレゼンが話題にあがりますが、彼のプレゼンの最初にグラフや数字がよくでてきますね。プレゼンする人にとって、とても参考になる内容でした。

それ以上に、(1) タテ・ヨコ思考 (2) 数字・ファクト・ロジックのみで考える ことが気になったので、出口社長がオススメされていた「自分のアタマで考えよう」という書籍を早速購入しました。これから読むのが楽しみです。

yaggie

« 2011年11月7日

2011年11月9日の投稿

2011年11月10日 »

» このブログのTOP

» オルタナティブ・ブログTOP



プロフィール

柳下 剛利

柳下 剛利

シックス・アパート株式会社 シニア・コンサルタント。

詳しいプロフィール

Special

- PR -
カレンダー
2013年5月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  
yaggie
Special オルタナトーク

仕事が嫌になった時、どう立ち直ったのですか?

カテゴリー
エンタープライズ・ピックアップ

news094.gif 顧客に“ワォ!”という体験を提供――ザッポスに学ぶ企業文化の確立
単に商品を届けるだけでなく、サービスを通じて“ワォ!”という驚きの体験を届けることを目指している。ザッポスのWebサイトには、顧客からの感謝と賞賛があふれており、きわめて高い顧客満足を実現している。(12/17)

news094.gif ちょっとした対話が成長を助ける――上司と部下が話すとき互いに学び合う
上司や先輩の背中を見て、仕事を学べ――。このように言う人がいるが、実際どのようにして学べばいいのだろうか。よく分からない人に、3つの事例を紹介しよう。(12/11)

news094.gif 悩んだときの、自己啓発書の触れ方
「自己啓発書は説教臭いから嫌い」という人もいるだろう。でも読めば元気になる本もあるので、一方的に否定するのはもったいない。今回は、悩んだときの自己啓発書の読み方を紹介しよう。(12/5)

news094.gif 考えるべきは得意なものは何かではなく、お客さまが高く評価するものは何か
自社製品と競合製品を比べた場合、自社製品が選ばれるのは価格や機能が主ではない。いかに顧客の価値を向上させることができるかが重要なポイントになる。(11/21)

news094.gif なんて素敵にフェイスブック
夏から秋にかけて行った「誠 ビジネスショートショート大賞」。吉岡編集長賞を受賞した作品が、山口陽平(応募時ペンネーム:修治)さんの「なんて素敵にフェイスブック」です。平安時代、塀に文章を書くことで交流していた貴族。「塀(へい)に嘯(うそぶ)く」ところから、それを「フェイスブック」と呼んだとか。(11/16)

news094.gif 部下を叱る2つのポイント
叱るのは難しい。上司だって人間だ、言いづらいことを言うのには勇気がいるもの。役割だと割り切り、叱ってはみたものの、部下がむっとしたら自分も嫌な気分になる。そんな時に気をつけたいポイントが2つある。(11/14)

news094.gif 第6回 幸せの創造こそ、ビジネスの使命
会社は何のために存在するのでしょうか。私の考えはシンプルです。人間のすべての営みは、幸せになるためのものです――。2012年11月発売予定の斉藤徹氏の新著「BE ソーシャル!」から、「はじめに」および、第1章「そして世界は透明になった」を6回に分けてお送りする。(11/8)

オルタナティブ・ブログは、専門スタッフにより、企画・構成されています。入力頂いた内容は、アイティメディアの他、オルタナティブ・ブログ、及び本記事執筆会社に提供されます。


サイトマップ | 利用規約 | プライバシーポリシー | 広告案内 | お問い合わせ