« 2006年6月8日

2006年6月11日の投稿

2006年6月16日 »

先月DVDレコーダーのHDDが死にました。以前こちらのブログで昨年購入のお気に入りは…で東芝のRD-XS34を紹介したのですが、今年になってRD-XS57に買い換えました。私としてはアナログ最強機と思って購入。スカパー連動、地上波Wチューナー、BSアナログチューナー搭載…。以前のXS34の頃はDVDレコーダーの録画設定を行った後、スカパーのチューナーとBSデジタルチューナーの録画設定を行う必要がありました。これがけっこう面倒。加えてミスると真っ黒な画面が録画されてたりします。録画したものも編集してDVDに焼こうと思うとアナログ放送はそれなりに便利。DVD-RWにムーブしかできないデジタル放送はイマイチ。もちろんBSデジタルや地デジのハイビジョン放送は高画質ですから、息子も先日NHKで放送された「プラネットアース」はプロジェクターで観ていました。私がせっせと録画してるのは70年代の夜のヒットスタジオとかサンダーバードとか東京ラブストーリーとか昔の映像も多く、しばらくはアナログに強いRD-XS57でいいと思い買い換えて満足していました。

ところが…ある日息子が「電源が入らない」と一言。ハングアップした様なので一旦電源を抜いて再起動してみましたが、立ち上げの途中で固まってしまいます。東芝に電話するとHDD系の故障で訪問修理となりました。サービスの方はHDDのディスクではなく基板の部分の故障とのことでHDD全体の交換と説明してくれました。ってことは中のデータは全滅です。ドッヒャーって感じで、まずはケーブルの抜き差しで認識しないか診てもらい、外したHDDをパソコンのIDEに接続して認識するか自分で試したりしましたがNGでした。故障したHDDを置いていってくれるなら同型のHDDを買ってきて基板の換装をとか考えましたが、こちらも無償修理なら東芝とHDDメーカーの間もクレーム返品なわけでお持ち帰りとなってしまいました(;;)

我が家にHDDが来たのは今から十数年前でICM社の外付けSCSI、多分130MBだったと思います。以来一度もHDDの故障を経験していません。一度メルコ時代にスケルトンHDDという中身の見えるHDDってのフォーマットしようと思ってドライブレターを間違えて他のHDDのデータを消したことがあったくらいです。

Sklhdd

ちなみにスケルトンHDDは100万台突破記念の景品として企画し、私が発案者ってことで1台もらいました。当時展示会で動かない透明カバーのHDDを見て「これが動いたらウケルよね」と思いHDDメーカーの代理店の方を通してメーカーに交渉してもらいましたが相手にされませんでした。メルコの開発の偉い方が自分たちで作ってみようと言ってくれて本当に作ってしまったって感じでした。4GBですので現在は使用はしていませんが今でも動きます。最初に試作した透明カバーが来たときに、そこらへんのテーブル(灰皿とか置いてある)で組み立てて普通に動いているのに驚きました。それまでHDDはクリーンルームで組み立てて、チリ一つでも入ったら故障するって思っていましたので「意外と丈夫じゃん」って感じでした。もちろんメルコのスケルトンHDDはクリーンルームで透明カバーに換装したものが出荷されています。

話しは戻って初のHDDトラブルがなんと家電品というのは…どうよ?って思いました。そのうちDVDにコピーしようってため込んだ山口百恵もピンクレディーも80-81F1レジェンドも東京ラブストーリーも男女7人夏物語りも…全部消えてしまいました。正確に言うとHDDに記録されたままHDDメーカーの工場に持って行かれました。(; ;)ホロホロ

Hdd 後ろが修理中のDVDレコーダー

写真をみてもらうとわかりますが壊れたHDDはマクスター(正しくはマックストアですか)です。私の嫌いなマクスターでした。サービスの人が分解して取り出した瞬間に「マクスター↓」って言ってしまいました。あくまで個人的なイメージですが…3.5インチHDDはウェスタンやらIBMやら使いましたが現在我が家にある60,120,160×3台、250GBは全てシーゲートになっています。RD-XS57の交換作業を見る限り単純にIDEのケーブルを挿すだけで画面にフォーマットの指示が出るだけの様でした。自分でシーゲートに変えたいと思ったりしました。あるいはもっと大容量のHDDでも認識するかもしれません。ダメならパソコンで使えばと試したい気もしますが今更300GBオーバーのHDDをIDEを買うのかって気もしたり微妙なところです。

消えた東京ラブストーリーですが来週スカパーで放送があります。今度は録ったらすぐにDVDに焼くつもりです。

奥川浩彦

« 2006年6月8日

2006年6月11日の投稿

2006年6月16日 »

» このブログのTOP

» オルタナティブ・ブログTOP



プロフィール

奥川浩彦

奥川浩彦

iPR(アイピーアール)CEO。メルコ(現:バッファロー)の広報、イーレッツの面白グッズ&ネーミング担当を経て2006年末に独立。広報のノウハウ話しや役にも立たない話題など…。

詳しいプロフィール

Special

- PR -
最近のトラックバック
カレンダー
2012年9月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30            
okugawa
Special オルタナトーク

仕事が嫌になった時、どう立ち直ったのですか?

カテゴリー
エンタープライズ・ピックアップ

news094.gif 顧客に“ワォ!”という体験を提供――ザッポスに学ぶ企業文化の確立
単に商品を届けるだけでなく、サービスを通じて“ワォ!”という驚きの体験を届けることを目指している。ザッポスのWebサイトには、顧客からの感謝と賞賛があふれており、きわめて高い顧客満足を実現している。(12/17)

news094.gif ちょっとした対話が成長を助ける――上司と部下が話すとき互いに学び合う
上司や先輩の背中を見て、仕事を学べ――。このように言う人がいるが、実際どのようにして学べばいいのだろうか。よく分からない人に、3つの事例を紹介しよう。(12/11)

news094.gif 悩んだときの、自己啓発書の触れ方
「自己啓発書は説教臭いから嫌い」という人もいるだろう。でも読めば元気になる本もあるので、一方的に否定するのはもったいない。今回は、悩んだときの自己啓発書の読み方を紹介しよう。(12/5)

news094.gif 考えるべきは得意なものは何かではなく、お客さまが高く評価するものは何か
自社製品と競合製品を比べた場合、自社製品が選ばれるのは価格や機能が主ではない。いかに顧客の価値を向上させることができるかが重要なポイントになる。(11/21)

news094.gif なんて素敵にフェイスブック
夏から秋にかけて行った「誠 ビジネスショートショート大賞」。吉岡編集長賞を受賞した作品が、山口陽平(応募時ペンネーム:修治)さんの「なんて素敵にフェイスブック」です。平安時代、塀に文章を書くことで交流していた貴族。「塀(へい)に嘯(うそぶ)く」ところから、それを「フェイスブック」と呼んだとか。(11/16)

news094.gif 部下を叱る2つのポイント
叱るのは難しい。上司だって人間だ、言いづらいことを言うのには勇気がいるもの。役割だと割り切り、叱ってはみたものの、部下がむっとしたら自分も嫌な気分になる。そんな時に気をつけたいポイントが2つある。(11/14)

news094.gif 第6回 幸せの創造こそ、ビジネスの使命
会社は何のために存在するのでしょうか。私の考えはシンプルです。人間のすべての営みは、幸せになるためのものです――。2012年11月発売予定の斉藤徹氏の新著「BE ソーシャル!」から、「はじめに」および、第1章「そして世界は透明になった」を6回に分けてお送りする。(11/8)

オルタナティブ・ブログは、専門スタッフにより、企画・構成されています。入力頂いた内容は、アイティメディアの他、オルタナティブ・ブログ、及び本記事執筆会社に提供されます。


サイトマップ | 利用規約 | プライバシーポリシー | 広告案内 | お問い合わせ