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いろんな「今年のベスト」が出る今日このごろですが、ForbesからはWebセレブ25人というリストが発表されました。選考条件は、ネットで活躍している人気者で、ただしネット以外で既に有名になっていた人は除く、というもの(なのでマーク・キューバンとかは入ってない)。GoogleやAlexa、Technoratiなどのデータをもとに独自でリストアップしたものだそうです。
完全なリストはForbesのサイトを見ていただくとして、いつもネタもととしてお世話になっているニュースサイト関係者だけをピックアップすると以下のようなランキングになりました。
2 TechCrunchのマイケル・アリントン(37)
3 Boing Boingのマーク・フラウエンフェルダー(46)
10 Scobleizerのロバート・スコーブル(42え、そんなに若いのか)
12 GigaOMのオム・マリク(41こ、この人も意外と若い)
15 Diggのケビン・ローズ(30)
17 フェイク・スティーブ・ジョブズ(47)
25 Engadgetのライアン・ブロック(25)
22 Mashableのピート・カシモア(年齢不詳?)
あとはなぜか4位にセス・ゴディン(この人は本で有名になったと思うんですが)、8位に納得のマーク・ズッカーバーグがランクイン。
で、1位は徹底的にゴシップ記事を書き続けているペレズ・ヒルトン(29)。2004年に個人でブログを始め、肖像権って何?とばかりにばしばしハリウッドセレブの写真(しかもきっつい一言をそえたもの)をはりつけて人気者に。いまではテレビでレギュラー番組も持つセレブになっちゃいました。
Valleywagが入ってないのはちょっと納得いかない澤でした。
今年のまとめ記事が増えてきましたが、週末にはPC Worldに「The 15 Biggest Tech Disappointments of 2007」が載りました。米国のテクノロジー世界で最もがっかりしたもののトップ15を挙げた記事です。
1位はWindows Vista。ハード要件が高い割に遅いとか、互換性の問題などが挙げられています。
2位は次世代DVD戦争。記者からは「もう十分だ」とのコメントが。
3位はプライバシー問題で一騒動起きたFacebook Beacon。
4位はGoogleに大きく水をあけられているYahoo!。記者のコメントはなかなか辛らつで、同社が中国人ジャーナリストの逮捕に関与したことを指し、「Yahoo!がナンバーワンと主張できる分野が1つある。政治犯を作り出すことだ」。
5位は意外にもiPhone。AT&Tの契約の縛りや早すぎた値下げがその理由のようです。
6位は帯域規制で非難されたブロードバンド業界。
7位はIP電話。市場リーダーVonageへの特許訴訟が相次いだり、中堅ベンダーが突然撤退して顧客が取り残されたり、といったことが挙げられています。
8位はMac OS X「Leopard」。ワイヤレス接続の問題や脆弱性が指摘されています。
9位はOffice 2007。リボンなどの新しいインタフェースが混乱ともたらしたことなどが理由。
10位は携帯キャリア。革新的な端末が出てきているのに、キャリアの通信品質はまだまだ、とのこと。
11位はZune。記者はフラッシュメモリ版の投入は評価していますが、独自DRMや楽曲共有機能の制限にダメだし。
12位はインターネットセキュリティ。「インターネットセキュリティ」は、「ビジネスインテリジェンス」「議会の倫理」「Microsoft Workd」と同様に「矛盾した表現」だと言われちゃってます。
13位はSNS。「友達とつながるのも、写真を共有するのもクールだけど、全部2006年のことだ。何か新しいものはあっただろうか?」
14位は採算が取れず見直しが進んでいる自治体無線LAN。
15位はAmazonの映画ダウンロードサービス「Unbox」。インタフェースや検索機能のまずさが指摘されています。
なるほどと思うものもあれば、意外なものもあり。この「がっかり」が来年には改善されるといいのですが。
以上、広瀬でした。
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