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海外記事、ブログ、記事にならない情報について、ITmedia エンタープライズ海外記事担当から一言

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2007年12月7日 »

 テレビでも毎日のように会社の偉い人が謝罪会見を開いています。どんなに申し訳なさそうな演出をしていても、ぽろっと反省していないのが見えちゃう人もいます。ズッカーバーグCEOの謝罪ブログはとても整っていて、その真意はよく見えません。

 でも、そもそもFacebookが広告で成り立っていることはユーザーも知っているのに、このブログでは広告という単語が1度も出てこない。「Beaconをバランスよく使えばみんながもっと情報を共有できて便利になると思ったんです」なんて、素直に受け取れません。それに、「軽量化するためにオプトアウトにした」というのもホントかなぁと思うし。オプトインにするのとオプトアウトにするので重さがそんなに変わるとは思えないし。どうしても「うっかりさんをだましちゃおう」という気配を感じます。

 今のところFacebook内にある最大のBeacon反対グループ「Facebook, stop invading my privacy!」(メンバーは7万人)のディスカッションボードでは、この謝罪ブログは勝利への第一歩ではあるかもしれないけどまだ信用できない、というような雰囲気です。

 CEOが申し訳ないと思おうが思うまいが関係ないし、最終的にFacebookも広告主もユーザーも得をする着地点がみつかればいいのですが、どんなサービスでも根っこに誠意みたいなものがないとうまくいかないと思うんですよね。

 誠意だけはあるつもりなんだけどそれだけじゃだめなんだなとも思う澤でした。

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sato

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