Widows7を導入することでクラウドサービスの凄さを体感したのだ…の巻
テクネコ加藤さんが「【Windows7】パソコンの買い換えに投資するのはちょっと待った!」と書いた翌日に大変恐縮なのですが、最近パソコンを買い換えしてしまった人間として感じたことを書かせていただきます(苦笑)
わたしの場合、リース期限の兼ね合いもあってのパソコン入れ替えで、2年とか3年経過するたびに数ギガあるメールのデータの移行とか、デザインや映像、音楽データなどファイルサイズが大きいデータの移行、アプリケーションの再インストールはとっても憂鬱な作業。
XPは自分も気に入っているOSでしたので無理してWidows7にしたいという事ではなかったのですが、ここ数年の大きな流れ・変化と言えばGmailを始めとするクラウドサービスが多数展開され、最近ではネットを介したサービス利用にiPhoneというデバイスも追加されたことでより多彩なサービス提供されています。
そんなこんなで、こういったサービス利用機会が増えて居る方は多いと思うのですが、わたしの場合にも、Gmail、Evernote、reQall、Twitter(TweetDeck)、Dropboxは必須アイテムとなっています。
Outlookで自分の送信済みデータを保管しているため、完全にクラウド(向こう側の)サービスに移管することは出来ない仕事環境がちと残念ではあるのですが、今回新規にパソコンを導入、15分か30分で前述のアプリをダウンロード~インストールしてユーザ認証さえすませてしまえば向こう側へ預けたファイルへのアクセスが可能になり、、即座に仕事が出来る環境になったのは自分でも驚きでした。
クラウドコンピューティングがこんなパソコン入れ替えに伴うユーザ体験を劇的に変化させるなんて、正直予想外だったのですが、一般ユーザにとってパソコンの買い換えとデータ移行はきっとあまり嬉しくない作業かと思いますし、海外・出張先でパソコンが壊れたような場合でも、EvernoteやDropboxで情報・データの管理が出来ていれば安価なノートマシンでもとりあえず購入すれば何とかなりそうな気がしてます。
Windows LIVEについてはiPhoneユーザの場合、EvernoteやDropboxのほうが使い勝手が良い状態かと思われますが、OutlookからOnenoteへの連携とかマイクロソフトもいろいろ工夫しているので今後どんなサービスがMSのOfficeで提供されるのか興味あるところです。
ちなみにiPhoneアプリで「OneNote」ってアプリはすでに登録されているので、iPhone版OneNoteは出せないってのがマイクロソフトさんにとってはちょっと痛い状態だったりしますかね?
ユーザがマシンの買い換えとかデータの移管で何かしらロスするのは本来あってはいけない事だと思います。
テクネコ加藤さんが推奨している、シンクライアントにしても利用者が簡単にそれまでと同様の仕事環境を再構築できるというのはテクノロジーの進化の方向性として素晴らしい事だよな…と感じたのでした。