オルタナティブ・ブログ > 杜の都より >

読めばベタに分かる、タイトルどおりのブログ

年末・年始に店を開けるのは今や意地なのか?

»

実家に孫の顔見世ツアーで帰ってきています。

以前に「ポン酢」の件で触れた時に書いたように、我が実家は、大阪の中でも、中心部からはだいぶ離れた、 人口増加のピークはとっくに過ぎた住宅地の一角にある。ただ、住宅地、といっても、それぞれ分譲の形態や時期等によっていくつか分かれているので、面積的な広さで言えばそれなりにある。でもまぁ、東京で言うところの高島平や光が丘等とは差にならない狭さである(子供の頃は結構広い、と思ってたのにな。井の中の蛙だった)。

はっきりいって、若い世代の夫婦は、元々地元だった人ぐらいしか住んでいないのではないか?というぐらい見ない。でも、若者そのものは、その住宅地の中の一つに国立大学が位置していることにより、多くの下宿生が存在しているため、よく他府県ナンバーの原チャリがうろうろしていることで多く見られる。そんな一風変わった(?)街になってしまった。

自分が東京に行く、という話が出る頃ぐらいから、自分の実家の位置する市には数多く開発計画が出されていて、その住宅地周辺、とは言えないがそれ程遠くないところは大規模開発により、総合ショッピングセンターができるとのこと。また、第二名神計画をにらんでトンネルを作る、だとか、山を切り開いて新たな住宅地を作る、なんてのが目白押しだった。そのいくつかは、今はもう完成している。

そのうちの一つの場所のお話。大晦日の日、午後2時頃、どうしても必要な文房具があったので、「開いているかな~」と思いつつ行くと、開いてはいたものの、食鮮スーパー以外は閑散としたもの。ケータイ屋さんなど、店員さんすら居ない(でも、どうやら電気はこうこうと点いているので開いているらしい)、ドラッグストアも、ファッションブティックも、店員さんが1~2人、手持ち無沙汰にしているだけ。ちなみに食鮮スーパーもそれ程の混雑ではない(実はそこにはもう一軒食鮮スーパーがあり、うちの親曰く普段からそちらは混んでいるが、自分が見た方はいつも暇そう、とのこと。もしかすると、あれでも入っている方なのかもしれない)。

なんだ、こんなぐらいなら元々閉めちゃえばいいのに・・・俺が経営者だったらそうするな、とか最初思った。事実、前述のファッションブティックの前に位置する居酒屋なんだか焼肉屋なんだかは、お休みに入っていた。ある意味潔い、と思った。でも逆に閉められない理由って何かあるのだろうか、と考えた時、食鮮スーパーの方は、ロス率を減らすため、という目的で昨今24h営業の店が増えているのと同様、それでも開け続けていた方が良い、という判断なのだろう、と理解できたのだが、ファッションブティックやドラッグストアはどうなのだろうか・・・。考えうるのは根性論としての「今時の小売が年末・年始休むってお客さんが来ないことを見越しているんじゃ無いか、とお客さんに思われるのは嫌だから絶対閉めない」というところに自分は思ってしまったのだが、事実はどうなのだろうか。

年末・年始に休む店がすっかり少なくなってしまった分、間違いなく、消費者の立場から言えば便利にはなっているのだろうけど、正月らしさを感じるものの一つを失ってしまったような気がする。子供にはいいんでしょうけどね、お年玉もらって早速買いに行く場所がある、ということは・・・。

Comment(0)