生でしか味わえないこともある!~初・東京ドーム
東京ドームに初めて行って来ました。ハイ、超今更ですが(苦笑)。ということで、お初な者ならではの感想なので、「何を今更言っとんねん!」とご指摘を受けること承知の上で書いています。今回は(も?)個人の記録を残しておく、という意味が強いので、ご勘弁願います。
とある方がご厚意でチケットを下さる、とのことで、「もらえるものは何でももらえ!」が家訓(と言っても自分から始めた家訓ですが)の自分としてはありがたく頂戴し、「KONAMI CUP アジアシリーズ2007」の日本-中国戦を見に行きました。
もらった座席は1階席3塁側7列。中国側でした。くれた方の業務領域を考えれば「ああ、なるほど」と。息子の体操教室が終わってから行ったので1時間ぐらい遅れて行ったのですが、自分の座席には別の人達が・・・。「あれ?こちらですか?」とか座っている人に尋ねると、「空いてるから好きなとこ座っていいんだよ!」とか言われたり・・・(苦笑)。まぁ、いいか、自分も遅れて行ったこともあるし別の席で観戦しました。ちなみに着いて客席に入るゲートを通過する直前が、中日が井上のホームランにより完全試合ペースを打ち破った時でした。
野球場に行ったのは、もう随分前に甲子園球場と今は亡き西宮球場だけ。という経験しか無い自分なので、行った球場の記憶が定かじゃありませんし、他の球場の状況はわからないのですが、東京ドームに行っての一番の印象は、何か客席からプレーヤーまでの距離が凄く近く感じました。
プレーヤーの距離が近いと、己ずとプレーの迫力を受ける印象が変わってきます。
試合の結果はもう数々のメディアが報じるでしょうからここには書きませんが、途中中日の猛攻があった際、3塁線を抜けるヒットがいくつかありました。その打球の速いこと!ある意味プロだから当然なのかもしれませんが。そういった速さを感じられるのも生だから、客席から近い(と感じられる)から、なのだと思います。だからと言って全体を見渡し難いか、と言えばそうでもなく、そういう意味で非常に良くできた観客席だと思いました。
そうか、東京ドームってこんな感じだったんだ。
当たり前と言えば当たり前ですが、通常のプロ野球中継やニュースの一コマなどでは、観客席から見える放送は流れません。仮にそれが流れた、としても二次元で見るのではやはり距離感等は測りにくいでしょう。
プロ野球中継には全く興味の無い我が妻でしたが、それなりに楽しんでくれたようです。5歳の息子にはその場でじっとしているのが辛いようでしたが・・・。妻と二人で、まぁうちの息子は絶対「プロ野球選手になる!」とかは言い出さないな、と確信し合いました(笑)。
以前書かせていただいたように、特に今は特定のファンチームが無い自分なので、それを良いことに、チームを問わず、また「東京ドーム」に野球を見に行きたい、と思いました。
追伸1:近くの座席に3名程、しっかり日焼けをした年配の男の人が座っていて、デジカメで写真撮ったり、手帳にメモしたり・・・あれ、絶対スカウトの人なんじゃないかな?と思いました。どこのチームかわからないけど。
追伸2:中国側では赤い空気で膨らませたスティック状のビニール袋を叩いて応援している人が多かったのですが、その中で一人だけ、中日が活躍した時に限ってそれをわんわん叩いて応援している人が居ました。別にそこに座ったら必ずもらえるものでも無さそうだったので、どなたか知り合いから手に入れたんだろうけど・・・。あの人はどういったスタンスで見ていたのだろう。凄く不思議でした。
追伸3:特にどちらのチームを贔屓にしている、ということも無いので、純粋に野球を楽しんで見ていたのですが、同い年の立浪の打席の時には、同い年つながりでちょっと活躍を期待しました。セカンド強襲ヒットでなによりでした。
追伸4:中国チームの攻撃が始まる前、チアガールの人達が踊るのですが、それをカメラに収めん、と近づいていく人がたくさん居ました。(今回は行っていないのですが)それはまるで東京モーターショーのようでした。
追伸5:私にチケットを下さった○○さん。お見掛けしたのですが、ちょっと距離の遠いところだったので声を掛けるタイミングを見失い、追っていこう、としたら、途中で「そのチケットではここから先は入れません」と係りの人に止められました。この場を借りてお礼申し上げます。