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「GT-R」よりも気になる「ハイパフォーマンスセンター」の存在

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永井さんも書かれてらっしゃったが、日産さん(・・・なんか日産にさん付けすると韻がおかしな感じがするけど・・・)より「NISSAN GT-R」が発売されることになりました。現在開催されている東京モーターショーはともかく、数々のパブリシティにも登場しているので、ご存知の方も多いでしょう。

スカイラインの名が取れることによって、以前のGT-Rを区別するのによく巷で言われていた、R32の、とか、ケンメリの、とか、V-SPECの、に変わる新たな略号は何になるのだろう、と先般のエントリーにも書かせてもらった趣味を持つ自分はそれだけでも人とは変わったところに注目しているのですが(追伸3に追記)、GT-Rに関することで一番気になるのはこの度、「NISSAN GT-R」を取り扱うために開設されることになった「ハイパフォーマンスセンター」の存在です。

プレスリリースよりその「ハイパフォーマンスセンター」の記述を拾ってみると、

マルチパフォーマンスを維持するため、高水準なアフターサービス体制を確立

  1. 特別教育を受けた認定カーライフアドバイザー認定テクニカルスタッフが常駐するショールーム特別サービス工場を備えた日産ハイパフォーマンスセンターを設置。
  2. 特別メンテナンスは、従来の品質保証に加えて、3年間無償でエンジン、ミッション及びホイールアライメントについて計測及び調整を実施し、スーパーカーとしての性能保証を実施。
    (1000km走行時、12、24、36ヵ月経過時)

とのこと。

過去のGT-Rにおいての最終モデル(と言っていいであろう)「M・spec  Nur」や「V・spec II Nur」に比べ、車両本体価格にして最安グレードでも約100万円~140万円(追伸2に注記)価格が上昇した今回のGT-R。もちろん以前のものに比べ中身も格段の進化はしているのだ、と思いますが、それだけの価格の商品を取り扱うことに対しての責任感を持ってお客様に接するべき、という判断をされたのだと思います。

凄く良い判断なのでは?と妹尾は思います。

消費者の立場になった時を考えれば皆さんそうなのでは無いか、と思うのですが、「高機能」・「高価格」の商品を購入しよう、とした時、その内容が複雑であればある程、価格が高ければ高い程、より専門家に取り扱って欲しい、とは思いませんか?自分はそもそもそういう買い物ができる支払能力が無いので縁が無いのですが、きっと「買えればどんなとこだっていいんだよ」ということにならないことは容易に想像がつきます。

もう随分前の話ですが、以前、とある自動車メーカーがその社の製品ラインナップに無いような洗練されたスポーツカーを東京モーターショーに参考出品したことがありました。その見た目の仕上がりはいつ世に出されても不思議では無い感じ。事実、その車両に乗れることを夢見て入社を決めた、という新人さんも居たようです。しかし、その車両は発売されることはありませんでした。実際の中身として、技術的な問題があったのかもしれませんが、伝え聞くところによると、その車両に設定せざるを得ない車両本体価格を考慮した時、「うちの販売網でこの商品をお客様に対して満足いく接遇・商品説明をする自信が無かったから」とのこと。その人はどこまで本当の情報として教えてくれたのかはわかりませんが。だから、「物」を取り扱うにあたって、その物を取り扱うために「器」が必要だ、という発想は自分には凄く受け入れられ易かったです。

もちろん、今後同じように「高機能」・「高品質」・「高価格」の商品を出していく、という目論見があったのならば、トヨタのように「LEXUS」といったプレミアムブランド展開をすることにも一考の余地があったでしょう。実際、何度も「INFINITI」展開も噂されていましたが、まず自分達で今できることを現実的に考えたら既存店舗の選抜化による「ハイパフォーマンスセンター」展開だったのかな、と妹尾は思います。

ただ、まだGT-Rの発売は始まっていません。ですから、「ハイパフォーマンスセンター」の実際の実力値、オペレーションも見えません。ただ、このような新たな取り組みを始めよう、という意気込みを(ライバル会社に勤めながら)応援していきたい、と思います。

追伸1:もちろん、GT-Rそのものに興味が無い訳ではないのですが、自分の可処分所得を考慮すると、どう考えても一生縁が無さそう、というか・・・。
ただ、
・GT-Rに搭載されたナビゲーションユニットにより、サーキットでの走行を行う場合にはリミッター解除機能を働かせることができ、本来のGT-Rのパフォーマンスが堪能できる(IT時代ならでは?)
とか
・慣らし走行をした上でお届けします(きちんとホームページに記載有。最長では150km(!)にも及ぶとのこと。堂々と慣らした(=一回人が運転した)状態で届ける、と書いてあるのも自分はあまり記憶がありません。気付いていないだけかもしれませんが)
とか、色々車両の主要諸元以外にも興味深いものはたくさんあります。

追伸2:以前のGT-Rのプレスリリースでは消費税抜き価格表記でしたが、2004年4月に施行された消費税総額表示の決まりを受けて、現在のプレスリリースでは消費税込み価格表記なので、プレスリリース上はもっと金額が開いているように見えますね。

追伸3:前述のようにスカイラインという名前がとれることによって、次は何と呼ばれるのだろう?と思っていたが、GT-Rの公式サイトで「装備/スペック」のリンクをクリックして表示される画面には、
http://www2.nissan.co.jp/GT-R/R35/0710/index.html?page=w42』と”R35”の文字が・・・。あ、やっぱり元々のスカイライン系ということでR35なんだ、ということで、妹尾の素人読みではR35が有力。でも、そうするとスカイラインの前世代がV35、現在発売中のものがV36と言っている中、ちょっと一世代前の雰囲気を感じさせますね・・・。さぁ、皆は何と呼ぶ?

■参考リンク

NISSAN GT-R Global Site
http://www.gtrnissan.com/

日産自動車プレスリリース
「NISSAN GT-R」を発表 - 新次元マルチパフォーマンス・スーパーカー -
http://www.nissan-global.com/JP/NEWS/2007/_STORY/071024-01-j.html

※項番3.に前述の日産ハイパフォーマンスセンターの件有り

オートバイテル・ジャパン 日産、『NISSAN GT-R』投入に合わせ「日産ハイパフォーマンスセンター」開設
http://www.autobytel-japan.com/news/index.php?itemid=1971

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