トイレのメモ帳からいろいろわかったこと
ITに強いビジネスライターの森川ミユキです。
トイレにメモ帳を置いています。用を足していて何か思い付いたことがあれば、これに書けばいいというものです。
目的はハッキリしているのですが、おそらく10年以上使っていません。なぜならトイレにスマホを持ち込むようになったからです。何か思い付いたら、スマホにメモすればいい。
それなのにメモ帳は置きっぱなしです。そして10年以上開いたこともありません。トイレの臭いが染みついていそうでいやですが、幸いそれはないみたいです。
こういうことは急に思い付くことで理由はないのです。先ほど何気なくめくってみたのでした。何を書いたかなど覚えているはずもありません。何となく面白そうだなと・・・
実際、面白かったです。1ページ目にこんなことが書いてありました。
左に自分の才能・強みを列挙し、それと自分の欲望を結びつけているという図のようです。
※恥ずかしい文言はぼかしました。AIを使って再現するとか禁止します! 右の「ベストセラー」というのもけっこう恥ずかしいですが、それ以上に恥ずかしいことが書いてありました。
まず思ったことは、
メモした日付を書こう
何かのメソドロジーに基づいているならその名前も書こう(オリジナルならオリジナルと)
ということでした。
肝心の欲望は、はたして叶ったのでしょうか?
「夕方までしか働かない」というのと「家で働く」というのは叶いました。
※ちなみに「イ力」(ニンベンにチカラ)は、「働」の俗字です。
一方、「ベストセラー」は今のところ叶っておりません。
また「安定した収入」はフリーランス・ライター専業なので原理的に叶いません。おかげさまでこの2、3年は安定していたのですが、あくまで結果でして、3年安定したとしても、その翌年が不安であることには変わりません。いつだって不安定なわけでして、これはフリーランス・ライター専業という生き方を変えるしかありません。
たとえばフリーランス・ライターもやっているYouTuberとか(有名YouTuberも不安定になっているそうですが、まあ組み合わせるということです)。
これらをまとめすと、
自分でコントロールできる(自分で決めてそうするだけ)ことは叶う
自分でコントロールできないことは、チャレンジし続けるかあきらめるしかない
原理的に不可能なことは叶わない
というあたりまえかつありきたりな結論になりました。
しかしながら、この「あたりまえかつありきたり」なことを理解できていない人が多く、10年前の私もまったく理解していなかったのでした。
もう1つ、重要な気づきがありました。それは、
思い付いたことをメモしておいて、しばらく経ってから見直すと発見がある
ということです。なので、トイレのメモ帳は置いておくことにしました。
さらに書き込みもしようと思います。その際には日付と使用したメソドロジーがあれば書くことも忘れないようにします。
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