【ITエンジニアセカンドライフ】ターゲットとコンテンツとパッション
前回の続きです。
2008年から2009年にかけて、コンスタントに月1～2回のセミナーを開催しました。
水口先生の生前、一度だけ葉書をいただきました。
「一辺人材育成に集中してごらんなさい。集中すれば、答えは向こうからやってきます」と書いてありました。
それを信じて続けたのです。
セミナーのほかに雑誌やWeb媒体への連載もありました。しかし、相変わらずテーマが一貫していないので、ビジネスモデルが回らず、コンサルティングの仕事には結びつきません。
分かっていてもテーマが見つからないのです。なかなか「答えは向こうからやってきま」せんでした。苦しかったのですが、しかしここまで来たらやり続けるしかありません。
2009年の9月にようやく転機がやってきました。シゴタノの大橋悦夫さんの「ブログ宣伝術セミナー」に参加したのです。
大橋さんとは2008年末のITmediaの誠とBiz.IDの合同忘年会に参加したときに出会いました。僕は当時Biz.IDに連載を持たせてもらっていたので、その忘年会に誘われたのです。誠とBiz.IDはその後合併して、誠Biz.IDとなり、現在ではITmediaエンタープライズになりました。
トイレから戻ってきたら、私の席に他の人が座っていました。席を探したら、大橋さんの横がたまたま空いています。大橋さんも私もSE出身だったので話が盛り上がり、名刺交換をしました。有名人だと知ったのはあとのことです。
その大橋さんに誘われたのでセミナーに参加したのです。
とはいえ、義理ではありません。当時読者わずか350人ぐらいのメルマガを発行していました。それでもセミナーに集客できていたので、オウンドメディアの威力は知っていたのです。そこで、ブログでも集客できたらと思ったのでした。
そのセミナーで、ブログを続けるには大きな3つの要素が必要だと教わりました。それは「ターゲットとコンテンツとパッション」です。
これはブログだけでなく、ビジネスの3大成功要因だろうと私は直感しました。そこで、これを一生懸命考えることにしたのです。
そうしたらようやく「答えは向こうからやって」きたのでした。
【教訓】
- 忘年会、懇親会などで知り合った人がいつ有益な情報をくれるか分からないので、積極的に参加するほうがいい（ただし売り込みは嫌われる。こういうことを知っていて、こういうことを知りたいというような情報を交換するといい）
- ターゲットとコンテンツとパッションがビジネスの3大成功要因
- 集中すれば答えは向こうからやってくる
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