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ITに強いビジネスライターとして、企業システムの開発・運用に関する記事や、ITベンダーの導入事例・顧客向けコラム等を多数書いてきた筆者が、仕事を通じて得た知見をシェアいたします。

8月23日 ポスト~心構えこそが素質(#457)

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40歳前後になれば、素質と心構えがあれば、トップに据えることができる、と松下幸之助さんは言います。

世の中には10代から起業するような例外もいますが、この話は起業というよりは、すでにある組織の中で出世して地位を得る場合のことだと思います。

私は、素質10割だと思います。そして、その素質のうちの大部分は心構えが持てるという素質だと思います。

つまり、心構えというのは、それを持てるということが、もう素質なのです。

ただ、何かのきっかけで、突然心構えが持てる人もいます。これは、たぶん眠っていた素質が、切羽詰まった状況の中で目覚めたのでしょう。

心構えというのは、苦境でも気にせず、順調でも調子に乗らず、日々努力と工夫ができるということでしょう。これが素質でなく何なのでしょうか?

私自身は、このような素質が大いに欠けていると自覚しています。だからといって嘆く必要もないと思っています。トップにならなくても、人をサポートすることで日本一、世界一になれるかもしれない。

トップでなくてもいいではありませんか。その代わり、何らかの日本一、世界一を目指すことです。

うーん。このような考えを持てることも一つの素質かもしれません。

素質の話も考え始めるとややこしいですね。

いずれにしろ、先に人の役に立つということを考えていれば、間違いはないと思います。

今日の一言)自分の素質を見極めて、それで人に役に立てることを考えよう。

 

 

本年の一日一言は、『松下幸之助 成功の金言365』を毎日1ページずつ読んで、自問自答するという趣向です。

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