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スマートデバイス導入プロ集団のイシン社長です。仕事に関係ない話題も多いです。

いま改めて考える、中小企業経営者が社員に求めるスキルとは?大企業との違い

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その昔、僕が旅行会社で仕事をしていた頃、ある同僚がこんなことを言いました。

「うちの会社って、こんなところが駄目だよね。◯◯◯(大手旅行会社)だと、違うらしいよ」

僕は思わず、

「だって、あなたはその会社の面接で落ちたんでしょ?」

と言ってしまい、空気が悪くなりました。(笑)

まあ、落ちた会社のことを、四の五の言うことには、何の生産性もありませんよね。

さて、前職はそれなりの大企業だったわけですが(現在は、ものすごい大企業です)、いろいろな部署があり、社員もたくさんいるわけです。

そして現在は、零細企業と中小企業の中間くらい、でしょうか。大企業とは、部署数、社員数ともに全然違います。2024年から、沖縄県中小企業家同友会という、中小企業経営者の会に加入させていただき、いろいろな話を伺う機会ができました。

そんな中で、いま改めて感じるのは、中小企業の社員のスキルです。中小企業とは言っても、各会社で業務が違うわけです。しかし、共通して求められるスキルは、「コミュニケーションスキル」です。

大企業の場合は、あまりにコミュニケーションスキルが低い社員でも、配置する部署を変えると、もしかすると活躍できるかもしれない。

ですが、中小企業の場合には、コミュニケーションが取れない人とは仕事をすることは困難です。一方的に、ストレスをかけ、苦労させることになります。

もちろん、大企業でもコミュニケーションスキルは、あるに越したことはありません。いまどきあまり使われませんが、「出世」ということにも、コミュニケーションスキルは大きく関与しています。

しかし、中小企業の場合は、関与、程度では済みません。必須、とも言えると思うのです。これは、オンラインで仕事をする中小企業でも同じこと。オフラインでも当然必要です。

今年は、沖縄イシンで採用を進めていくわけですが、改めてそんなことを重視しないといけない、と感じる今日この頃です。

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