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2025年、改めて会社の上手な辞め方を考える

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新年早々、会社の辞め方とは何ごとだ!と言われるかもしれませんが。

賞与支給月の翌月は、退職者、転職者が増えるのは常なので、ここで整理しておきたいと思います。

僕自身も、転職経験者なので、自分の経験、失敗を含めて、辞め方を考え直したいと思います。

最近は、ブラック企業という言葉は、頻繁に聞かなくはなったものの、少し叱られるとパワハラだとか、なんとかハラスメントという言葉が多すぎて、会社の管理職諸氏は苦労されているという話も聞きます。

そんな中で、辞め方を考えるために、そもそもなぜ辞めるのか、ですね。

社会一般的に、辞める理由は大きく3つ。

1.給与に不満
2.仕事に不満
3.人間関係に不満

そして、それ以外にも理由はあるでしょう。結婚や妊娠、出産を期に辞める方もいるでしょうし、看護や介護ということもあり得ると思います。ただただ、大企業に行きたい、なんてサラリーマン精神もあるでしょう。

しかし、どんな正当な理由があろうと、「辞める」ということは、ポジティブなイメージはないですよね。であれば、上手な辞め方が大事な気がします。上手な辞め方というのは、辞めたあとに、上司や同僚と、近況報告をし合うことができる仲を維持できる、ということです。

辞めた会社に近寄れない辞め方というのは、下手な辞め方と言わざるを得ないと思うのです。

1.辞める際のマナー
会社を辞める、退職する意思表示は、文書にする前に、上司に相談する。もちろん、相談とは言っても、辞める意志が固まっているのであれば、いつ辞めるのか、の相談です。決して、先に同僚に漏らしたりしないようにすることですね。上司にとって、周りから聞く、というのは気持ちよくありません。ルールではなく、マナーの話ですね。

会社は、法律では14日前まえに意思表示すれば、いつでも辞められます。ただ、そこまでスケジュール的に逼迫しているのでなければ、1ヶ月、2ヶ月の余裕をもって辞めるほうが、業務的に迷惑をかけにくくなると思います。これも、ルールではなくマナーの話です。

2.辞める際のルール
こちらは、決して法律ではありませんが、マナーよりもルールに近い話です。
辞める際に、取引先に報告するかどうかは、上司の許可を得るべきだと思います。もし、業務的に、上司から「連絡はしないように」という指示を受けたのであれば、絶対やめておきましょう。それは、会社として、上司として、これからの仕事に対する考えであり、それは尊重すべきことだからです。

ましてや、転職先が取引先であるとかは、上司からも、同僚からも歓迎されない転職。であれば、余計に、取引先に連絡するとかは、よろしくない。ましてや、自分がどこに転職するのかを伝えるなんて、言語道断、と言われても仕方のない行為です。

会社は上手に辞める。辞めたあとも、当時の同僚と一緒に食事を食べにいったりできる関係をもっている方は、次の会社でも信頼される人であることを、僕のお知り合いを見ていて感じる今日この頃です。

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