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スマートデバイス導入プロ集団のイシン社長です。仕事に関係ない話題も多いです。

沖縄ビジネスITフェスで話したこと、話さなかったこと

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先週、2024年10月18日は、沖縄市にある、沖縄商工会議所のホールをお借りして、沖縄ビジネスITフェスで登壇してきました。大勢のみなさんがご参加いただき、ありがとうございました。

沖縄イシンとしては、初のイベントだったわけですが、テーマは「中小企業のIT導入支援」です。中小企業では、総務部門がIT導入を担うことが多いわけですが、その総務の方がITに詳しいとは限らない。そんな中で、今までコピー機など事務機を購入していた会社に相談する、そこから提案される、なんてことが起きるわけです。

それ自体が悪いわけではありませんが、その事務機販売会社が、お客さんの会社にとって、最適なIT導入とはなんなのか、を理解しているとは限らないわけですね。また、担当者が上長からノルマを与えられていたりすると、不必要なものまで売りつけられかねない。

そんなことがないようにサポートするのが、沖縄イシンの仕事なんですよね。

しかし、ここまではご説明しましたが、お話しなかったのは「IT導入に失敗する会社の共通点」です。こちらは、あまりポジティブな話ではないので、あまりお話しませんでした。

IT導入に失敗する会社の共通点は、「コストだけ考える」「なんでも社員でやろうとする」「失敗してから外部に依頼する」です。

コストだけ考えているから、サービスなのに購買部門が無闇に値切ろうとする。

社員のスキルを無視して、社内でやってしまえ、と指示するわけですが、日々の仕事と両立できない。

そのうえで、失敗してから、慌てて外部に相談する。そうすると、さきほど書いたように、事務機販売会社とかになってしまい、結局は高くついてしまう、なんてことが起きる。

もちろん、なんでも外部に依頼することがベスト、とは言いません。コストばかりかかってしまい、内部に情報を留保することができない、なんて課題もあります。

それよりは、普段からいろいろな場所、このようなイベントにも積極的に出かけて行き、多くの情報を頭に入れておくこと、ネットでも細かく情報を収集しておくこと、が大事なんだと痛感する今日この頃です。

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