シェアリング自転車事業の効率化と、都内の道路問題
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ソフトバンク系のハローサイクリングと、NTTドコモ系のドコモ・バイクシェアが、業務提携を発表しました。
「「ドコモ・バイクシェア」と「HELLO CYCLING」が提携 お互いのポートに駐輪可能に」(ITmedia)
ドコモ・バイクシェアと、ソフトバンクの連結子会社で「HELLO CYCLING」を提供するOpenStreetは7月10日、両社が提供するバイクシェアサービスのポートを共同利用する業務提携を発表した。2025年度中に両サービスの電動アシスト自転車を、双方のポートで利用・返却できるようになるとしている。
これは、とても便利なことですね。ライバルであった企業が、共同で実施することで、利用者は返却できる場所が増えるのは、とてもいいことだと思います。
一方で、都内に住む僕にとって、自転車が走りやすい道路は少ないのが課題です。国道や都道なんて危なくて走れない。今まで2車線だった歩道側の車線に、自転車の絵を描いただけで、車幅が広くなったわけではないです。でもって、交差点近くになると、右折車線レーンを作るために、左側の自転車レーンは消えてしまう。
都内では珍しい、浅草〜上野までの浅草通りでは、広い歩道を自転車レーンと区切って、人と自転車が共同で移動できるようにしてありますが、これも信号のある箇所ごとに消えてしまいます。小学生くらいの自転車なんて、怖くて走らせにくい。
企業がこういった努力をしても、政府、東京都が道路を整備しない現時点では、まだまだ課題が多いと感じたニュースでした。
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