【50代からのダイエット】何をすると痩せるか、健康に気を遣うということ
今でこそ「ダイエット」とか、「健康」とか偉そうなことを言っている僕ですが、じゃあ、過去はどうだったのか、と言われると、もう酷いものです。
10代は、サッカーや陸上競技で短距離が得意でしたが、大学でシンガポールに行ってからは、どんなに近くでもバスやタクシー移動だったり、食べたいものを食べたいだけ食べていたこともあり、大学1年間で15kg太りました。
その後、日本に帰ってからも、運動らしい運動もしないまま。唯一、30歳で上司のすすめで始めたゴルフ。そのゴルフを上達したいからということで、スポーツクラブに通い、下半身を鍛えるプログラムを作ってもらい、ひたすら同じトレーニングをすることで、少しは痩せました。が、少しは、です。
その後もロクな運動はしないまま、飲んだあとのラーメンなんてのも、50代になってもやっていました。という、ひたすらグータラな生活。
仕事はやっていても、その中でのカラダの使い方でしかありませんでした。
ところが、2017年。当時の体重は95kgを記録し、3桁間近。さすがに「ヤバい!」という気持ちです。真面目に、脂肪吸引手術なんてのも値段を調べたり、とやっていました。
しかし、結果的にパーソナルトレーニングに通うことにしました。このときまでは、トレーニングで痩せよう、と思っていた気がします。
ですが、トレーナーさんいわく「ダイエットは、食事7割、運動3割です」との厳しい条件。まあ、当たり前ですよね。日々の運動で消費するカロリー以上の食事を摂取したら、太るのは当たり前です。
ということで、糖質制限を開始しました。世の中には、「糖質制限はカラダに良くない」なんてことを言う人がいますが、糖質を制限するのであって、ゼロにするわけではありません。また、通常の生活をしていて、糖質をゼロにするなんて至難の業です。
ごはん、パン、麺類といった炭水化物を控えるようになると、糖質は制限できますが、食物繊維も減ってしまうので、便秘になったりします。そのときには、トレーナーさんに相談して、サバ缶を食べるようになりました。サバの水煮の油が、便秘解消に役立ったんですよね。
また、炭水化物を食べないと頭が機能しない、という人がいますが、それは人によるかもしれません。僕自身は、全くそんなことはありませんでした。どんなことも、(トレーナーさんであったとしても)他人の意見を鵜呑みにせず、色々と実践してみればいいと思います。自分に合えばいいし、合わなければやめればいい。
それ以外にも、糖質の多い食事は、極力控えるようにしました。脂の多い肉(もともとA5の肉とかは苦手なのでラッキー)、野菜で言えば根菜も糖質が多いです。とはいえ、炭水化物ほど気にしませんでした。
この頃の運動は、週に2回。1回あたり70分で、主にバーベルやダンベル、ベンチプレスなどのトレーニングです。毎回行くたびに、体重と体脂肪率を測るので、僕が余計なものを食べていると、すぐにバレてしまうので、それはやらないようにしました。
このトレーニングを2ヶ月続けることで、約10kg落とすことができました。その経験は今にも活きていますが、それでもまだまだです。
経営者、あるいは責任あるポジションにいる人間として、健康であることが重要だと思うことは、今でこそ偉そうに語っていますが、改めて過去の自分を猛省し、前を向いていきたいと思う今日この頃です。