いま改めて感じる、iPadにキーボードは要らない
iPadの初代モデルが登場したのは、2010年。もう13年以上も経つんですね。
2010年4月3日にアメリカで発売されたiPadを、僕自身は4月8日に手にしました。そして日本では5月28日に発売になり、同年7月30日に翔泳社から「iPad on Business」という本を出しました。
当時は、キーボードがないことをしきりに書き立てる記者がいましたし、iPadのソフトウェアキーボードは、Macのようにタッチタイピングをすることは困難。「キーボード」という存在が必要だ、という意見が多かったと感じています。
では、今はどうなのか。
僕自身は、iPadを持参して外出し、プレゼンはもちろん、打ち合わせ時のメモもiPadで録っています。それはキーボードではなく、手書き、です。
MetaMoji社のmazecさえあれば、すべて手書きで問題ありません。Gemba Noteを開いて、そこに手書きでザッと書くときもあれば、mazecを使って手書きをテキスト変換することで清書できます。
これを使い始めて改めて、キーボードなんて要らない、と感じています。
とはいえ、僕自身、過去にはなんどかBluetooth接続できる、できるだけ軽いキーボードをいくつか買ったのですが、結局しっくり来るものはありませんでした。
もちろん、アップルから純正のキーボードも出ているので、もっとMacらしく使いたい人、使いたい用途があるのだとは思っています。
ただ、僕のような使い方をする人間にとっては、キーボードは要らない、というのが、僕の今日現在の結論です。
今週の沖縄でのイベントは、そういうことを含めて、お話できればと考えています。
2023年12月1日(金)開催
「沖縄ビジネスITフェス」
2023年12月2日(土)開催
「AUGM in 那覇」