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スマートデバイス導入プロ集団のイシン社長です。仕事に関係ない話題も多いです。

結果が出た仕事は100点、出なければ0点。努力賞って存在する?

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僕は毎週、Abema的ニュースショーを見ています。今回は、別府ひき逃げ事件の犯人追跡について。

報道に対し「悔しい、逮捕して見返したい」 別府ひき逃げ死亡事件 なぜ「殺人罪」に切り替えない? 大分県警と対面取材"一問一答"

この事件は、まだ犯人が捕まっていないことを受けて、元徳島県警の秋山博康さんが、こんなことを仰っていました。

警察の仕事は、犯人を逮捕して100点。出来なければ0点。努力賞というのは存在しない

この言葉に、ドキッとしました。これは、我々ビジネスパーソンにも言えることですね。ゴールまで完遂して100点。途中というのは出来ていないに等しいわけです。

もちろん、短期で終わる仕事もあれば、長期に渡るプロジェクトも存在するので、途中を切り取ってどうこう言うのは本質ではありません。

ただ、「これだけ頑張ったから認めてよ」は、あり得ないわけですね。厳しいようですけど、これが事実だと思います。

プロフェッショナルという言葉があります。どんな人がプロで、どんな人がプロではないのか。僕の大学では、社会人は全員プロである、と教えられました。なので、「新人」というものは存在しないんだ、と。

まあ、僕の大学は特殊かもしれませんが、少なくとも数年働いている人、ちゃんと給与を受け取っている人は、紛れもなくプロフェッショナルであるわけですね。そんな人が、「頑張ったから」ということはあり得ないのかもしれません。

秋山さんの言葉、沁みました。

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