マイナンバーカード、いったい何が起きている？なぜ急ぐ？

NHKニュースにこんな特集がありました。

「マイナンバー公金受取口座 いま何が起きている？」

デジタル庁"人為的ミス"と"登録者による意図的な操作"

１に関しては、「システムを使った人が、ログアウトをしなかったことが問題」としています。しかし、普通に考えて、個人情報を扱うシステムなのであれば、1分間使用しなければ、自動ログアウトするように設計されていないシステムの問題だと思うのですが、いかがでしょうか。

また、例えば2歳、3歳の子供の口座登録が親の口座で登録されていることを、「登録者による意図的な操作」という言い方もなんだかなあ、と。そういう登録があり得ることは、容易に想定できたはずなのでは。

デジタル庁のある関係者は取材に対して、家族名義の口座が登録されるという"登録者による意図的な操作"は当初から想定されていたことを認めていました。

デジタル庁と各自治体の 押し付け合い それぞれの意見は、本記事をお読みいただければと思います。

そして6月12日のこんな記事。

「岸田首相 マイナンバートラブル陳謝 健康保険証廃止に取り組む」

あれ？そうなりましたか。右往左往に、随分と工数とお金をかけたものですね。

インボイス制度も同じですが、「税金よこせ」「社会保険料支払え」という意図が、はっきりと 透けて見える気がしています。

個人情報の取扱いに関しては、我々民間企業のほうがよっぽどしっかり取り組んでいます。次々と起きるトラブルに関しては、しっかりと取り組んでいただきたいものですね。