タクシー決済アプリは快適であってほしい
僕は、タクシーに乗る際にはできるだけタクシー料金が決済できるアプリが使える車両を選ぶようにしています。したがって、現金のみしか使えない個人タクシーは乗らないようになります。
僕自身、タクシー決済アプリは2つ使っているのですが(名前は伏せておきます)、アプリがどんどん便利になってきた一方で、改悪とも思える変更をするアプリもあります。その大きな一つが「領収書を出さない」という変更です。
タクシーは通常、タクシー専用のシステムプリンターで領収書、あるいは支払い明細書が印刷されるのですが、あるアプリは最近になって領収書を発行しない、という運用になりました。クレジットカードと連動しているので、そちらで確認してくれ、というものです。
しかし、多くの日本企業では、交通費精算には領収書を添付するのが普通です。アプリで決済しているのがコーポレートカードなら良いのですが、個人のクレジットカード利用明細を提出するのはイヤだ!ということだってあると思うのです。僕自身、個人のクレジットカード明細を税理士に提出したくないなあ、と思うこともあります。それは変なものを買っているというわけではなく(笑)、生活を公開してしまう、という感じがするんですよね。
アプリ決済をしても、今まで通りに領収書を発行してくれるだけで解決する話です。ペーパーレス化は分かりますが、あまりいい選択ではないような。
さらにこのアプリでは、アプリでタクシーを呼んだ際に配車手数料以外に10円の手数料がかかるのですが、領収書を発行してくれるタクシーでも、その10円は印刷されません。これまた、クレジットカード明細で確認してくれ、という運用になっているのです。
タクシーの運転手さんも「お客さんによく言われるんです」とおっしゃっていますが、運転手さんに文句を言ってもどうにかなる問題ではないんですよね。10円のためにめんどくさいな、と感じるのが正直なところ。これは改善とは到底思えないんですよね。
現金の受け渡しをしない、ということはとても良いことだと思うのですが、このようにモヤモヤするのはなんだかなあ、と思ってしまう今日この頃です。