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スマートデバイス導入プロ集団のイシン社長です。仕事に関係ない話題も多いです。

将来のためのMT車を考えてみた

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高齢者による運転ミスの事故が目立っていますね。池袋の暴走事件もひどかったですし、駐車場での事故とか、僕が住んでいる墨田区では、タワーパーキングから出てきた高齢者が、アクセルとブレーキを間違えて、京葉道路(国道14号線)という片側4車線の道路を横から突っ切って、反対車線まで飛び越えていったなんて、普通では考えられない事故もありました。

「自分は大丈夫」そう思って運転しているのだとは思いますが、ほとんどがAT車での事故です。つまり、AT車はそれだけ運転が簡単だということなんですね。

僕自身もそうは思っているものの、高齢とともにミスを起こす可能性だって高まるのだと思っています。そういう意味で、次のクルマはMT車かな、と考えています。

MT車とは、マニュアルトランスミッションということで、アクセルとブレーキ以外にクラッチがあります。そのクラッチを緩めながら、ゆっくりアクセルを踏み出す必要があり、それを間違えるとノッキングとか、エンストとかになってしまうので、いきなり暴走してしまう可能性が激減します。

ということで、いまどんなMT車を買えるのか調べてみました。ちなみに、AT限定の方は、運転免許センターで講習と技能検査を受けることでAT限定解除が(理論上)できますが、MT車を運転したことがないようでしたら、やはり教習所に通うほうがいいかも。

まず、僕の条件としては、3-4人が快適に乗れること。そして、そこそこ荷物を詰めること。イメージとしては、大人3人がキャンプに行く道具を詰めることです。したがって、小型車はNGです。可能であれば、SUVが嬉しいです。

ということで探してみました。

1.トヨタ C-HR
この車種も、ほとんどがAT車なのですが、主要諸元表によると、ガソリン車の一部にMT車が存在しています。

2.マツダ CX-5
こちらもほとんどがAT車ではありますが、やはり主要諸元表によると、一部のモデルにMT車が設定されているようです。実は、以前購入を検討したことがあるモデルなのですが、当時はガソリン車がほしかったのに、試乗車がディーゼル車しかなかったので諦めたのでした。

いろいろ見てみたのですが、MT車はかなり幅が狭くなっており、軽自動車になってしまうとか、輸入車ですとスポーツカー、スーパーカーになってしまい、選択の余地が少ないのが現状です。

高齢者に「免許を返納すべき」と言うのは簡単ですが、地域によって難しい現状があります。タクシーチケットを配れ、という意見もありますが、地域によってはそもそもタクシーを呼んで到着まで30分、1時間以上かかってしまうところも少なくありません。

自動運転というのも、まだ時間がかかりますし、しばらくはMT車という選択が良いと思うのですが、ニーズとのバランスで選択できるものが少ないですね。もっと古い中古車を探すとか、少し本末転倒になってしまいそうな今日この頃です。

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